電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

仕事

仏の顔は三度もない

私は同僚に「仏のずずず」と呼ばれることがあります。 誰もが怒る状況でも怒りませんし、誰かが困っていれば無理をしてでも手伝います。「他人に優しく、自分に厳しく」が私のモットーです。 オフィス裏でタバコを吸っていたら、また若いカップルに写真を撮…

女性の年齢

「私いま35で今年36なんですよ」「えー、私なんて今年46なんだけど」 隣の部署から聞こえてきた会話でびっくり仰天しました。女性スタッフが年齢の話をしていたのですが、私が想像していた年齢よりずっと上で。 今年で36歳になる女性は28~29歳、46歳になる…

他人のために書く文章

自分のために書く文章と、他人のために書く文章は違います。 「何をそんな当たり前のことを」と思われるかもしれませんが、プロを名乗りながらそれができないライターがたくさんいます。 他人のために書く文章とは、相手が「これを取り上げてほしい」と指定…

職務

「仕事とはどういうものかよく分かっていないのか?」 朝イチでダイレクターに詰められました。まさかこれだけのキャリアを積んできたにもかかわらず“仕事とは何か”という根本的な部分で怒られるとは思いもしませんでした。 ダイレクターはセクショナリズム…

過労死上等

仕事をして怒られるという妙な状況に陥っています。 助っ人として数回、取材をこなした広告案件がいよいよ追い込まれてきて、私がメインで入らざるをえなくなってきました。 ただ、そもそもこれは私の本来の業務ではない&ボスは広告営業チームが嫌いという…

眠らない20代

20代と30代の違いはいろいろとありますが、徹夜した後の回復力が大きく異なる点ではないかと思います。土曜日の明け方まで仕事した結果、昨日はひたすら眠りました。 20代のころ、それこそ新聞社で警察担当だったときなど、文字通り“夜討ち朝駆け”を実践して…

大混乱

「ただいま入場を制限しております!」 わが心のオアシスである京浜急行が架線切れで止まってしまい、都内は大混乱に陥っています。私もあちこち乗り継いで2時間以上かけて帰ってきました。 オフィスの最寄り駅から1駅だけ地下鉄に乗り、京急に直通している…

ネクタイ嫌い

あるところにはあるのです…お金。仕事でこんな景色を見ながら働いている方々にお目にかかってきたのですが、いったい家賃はいくらなのでしょうか。 しかも、このビルの上層部4フロアを借り切っているのです。家賃分の売り上げを立てるだけでもかなり大変なの…

肌着

ワイシャツで肌着が透けているのが嫌いです。ノーネクタイで襟元から肌着が見えているのが嫌いです。肌着を着ずに乳首が透けているのは大嫌いです。 汗をかく季節になりました。ここ数年、メーカーの努力によって汗をすぐに乾かしてくれる素材を用いたワイシ…

Japaneseman in New York

「今日の英語の勉強はおしまい!」 昨年の7月、よりにもよって1年に1度しかない誕生日に解雇通告を受けて以来、英語力にさらに磨きをかけるべく、勉強を続けています。 外資系でのし上がりたいのであれば、何はなくとも英語力です。いくら仕事ができたところ…

ストレスチェック(結果)

体育館裏に病院に呼び出しを食らいました。 帰ったら先日のストレスチェックの結果が届いていたのですが、いまの状態で受ければ高ストレス状態と判定されるのは分かりきっていました。予想どおりの結果です。 質問項目は「ここにチェックを入れたら高ストレ…

肩書き

「シニアでアシスタント…ですか?」― お気持ちはよく分かります。自分でも意味不明だと思っているので深く考えずに流してください。 私の名刺には「シニアエディター」と「アシスタントマネージャー」の2つの肩書きが記載されています。自分で決めたわけでは…

“はんれい”と“ぼんれい”

新聞記者、書籍編集者と言葉を扱う仕事を続けてきたせいか、誤脱字はもちろん表記の統一や形容詞などのかかり方、漢字の読み違いなど、言葉に関するさまざまなことが気になります。 特に新聞記者時代はデスクにしごかれました。新聞記事に間違いは許されませ…

指名

「ずずずさんに編集をお願いできませんか?」 帰り際にメールが1通、届きました。私が以前、企画から編集、刊行後のプロモーションまで担当した書籍の著者からです。 いまだから言えますが、その書籍は賭けでした。注目を集めている分野であることは確かであ…

インスタントスープ

節約生活を続けています。2月中旬ごろからなので3か月ぐらい経ちました。それまでと比べて浮いた分を貯金箱にせっせと貯めています。 新しい楽器を買うためです。 1人暮らしですし、それなりに高給をもらっているので、正直言って楽器にポンッとお金を出すこ…

在宅勤務

「(VPNに)接続しました」 連休中、気分のノリがイマイチで、思ったほど仕事が進まず、しかし締切は待ってくれず、今日は急きょ、在宅勤務に変更です。 これでオフィスへの往復の約2時間30分を仕事に充てられます。メールチェックぐらいであれば電車内でも…

生きてる

「お疲れさまでした!飲みに行きましょう!」― 午前4時30分ですが? レコーディングでは各パートを録音した後、それぞれの音量や左右のバランスを整えて2トラック音源(いわゆるステレオ音源)にする“ミックスダウン”という作業があります。 これをCDなどに…

レコーディング

がんばっています。 できれば終電で帰りたいのですが、みんなテンション上がってきているので、明日の朝までいきそうな気配が、いやたぶん朝までコース。 休みだし、特に予定もないし、まあいいか…。

からかい上手の高木さん

ムズムズムズ…。 村上春樹さんの新作『騎士団長殺し』を読み終えることが連休中の目標の1つでした。購入したものの数ページ読んだだけで止まっていたのです。 しかし、相変わらずまったく読めません。 つまらないわけではありません。むしろ『世界の終わりと…

VPNからのCareless Whisper

「うはっ、マジ快適!これなら仕事もはかどるわ」 会社のVPNが更新され、速度も上がり、アクセスしやすくなりました。容量が大きいファイルもストレスを感じることなくダウンロードできます。 VPNとはVirtual Private Neworkの略で、簡単に言うと自宅からで…

本と書籍

「“本”と“書籍”ってどう違うんですか?」「“本編集部”ではなく“書籍編集部”と言うのはなぜですか?」「“電子本”ではなく“電子書籍”と言うのはなぜですか?」 …(汗) 5月1日から編集部の隣の島にあるITサポートに新人さん(中途)が入社しました。ITサポート…

転がされる

「ずずずさん、ちょっと聞いてよ!あの子って本当にムカつくの!」 女性同士の好き嫌いによるトラブルは外資系でも珍しいものではありません。日本法人ですから日本人のほうが多く、オフィス内は日系とほとんど同じですし。 もちろん男性同士でも好き嫌いに…

縁とタイミング

「実は3月に妊娠していることが分かりまして…」 就職や転職、採用は縁とタイミングです。いま働いている会社や職種が当初の希望とは違っていたとしても、そこには縁があり、タイミングが合ったのです。 「いま働いている会社からしか内定をもらえなかったの…

震え

「ずずず、手が震えているけど、大丈夫か?」 イギリス人の同僚に指摘されました。紙に出力した資料を見ながら打ち合わせをしていたのですが、紙を持つ私の手が小刻みに震えているのが目についたそうです。 彼をはじめ同僚たちはみんな、私のことを「酒に強…

黒縁

「スーツを着て、そのメガネをかけていると、ヤクザの若頭みたいだよ」― イギリス人の同僚に繰り返し言われるのでメガネを変えました。 昨年の9月、ふみちゃんにやらかした直後、気分を変えようと思ってシルバーのメタルフレームのメガネに変えました。 私は…

美人に好かれる

「あら、私、ずずずさんのこと好きよ」 営業に美人がいます。学生時代はミスコンで準グランプリになったり、モデルをしていたり、シャンプーのCMのオーディションで最終選考に残ったことがあったりしたそうです。 印刷会社の営業さんをはじめ社外の人々の間…

ストレスチェック

定期的に労働者のストレスの状況について検査を行い、本人にその結果を通知して自らのストレスの状況について気付きを促し、個人のメンタルヘルス不調のリスクを低減させるとともに、検査結果を集団的に分析し、職場環境の改善につなげる取組 ― 厚生労働省, …

呪われた書籍

「ずずずさんにもお世話になりました」 唯一残っていた書店営業が退職することになり、今日が最終出社日でした。月刊誌は残るのに今後どうするのか心配ですが、それはダイレクターが考えることです。 書籍出版事業の廃止の決定以降、脱稿していたものの制作…

ちょっと分からないので…

「I'm not sure」 何度断ってもかかってくる迷惑な営業電話。相手も厳しいノルマなどがあって大変なのだろうと思いつつ、締め切りに追われているときにかかってくるとイライラします。 しかも外資系であるせいか、英語でかかってきます。外人がひたすら営業…

万国共通

「きょう入金予定とうかがっていたものがまだのようなのですが…」 先日、見本が納品された書籍のDTPから14時過ぎにメールがきました。マネージャーからコストシートの承認をもらってファイナンスに提出したのはずいぶん前なので支払われているはずなのに? …

コスプレ

ふみちゃんに会わなくて良かった…。 今日の取材は相手の都合で時間が早まり、さらにオフィスから営業と一緒に向かうことになってしまい、遠回りもできずに時間的にも危険でした。 しかし、営業への来客が延びたため、オフィスからタクシーで行くことになりま…

貞子

「寝過ごしたりしないのだろうか」― 毎朝の京急でこちらが心配になるぐらいの見事な熟睡っぷりを披露してくれる若い女性がいることに気づきました。 横浜駅で特急に乗り換えるときにはすでに乗っているので、結構なところに住んでいるはずです。それでいて私…

同期

新卒で入社したときの同期はとても貴重な存在です。 社会人としてのマナーやルールすら分からず、学生時代とまったく異なる悪戦苦闘の日々を共有することは得難い経験であり、強い結び付きとなります。 「社会人になったら本当の友人はできない」とよく言わ…

日ごろの行い

ふだん、きちんと仕事をしていれば、急に休むことになったり、電車が大幅に遅れたりしても、誰も何とも思いませんし、むしろ率先してサポートしてくれるものです。 “きちんと”といっても特別なことをする必要はありません。毎日出社する、与えられた業務をこ…

校了

校了とは校正が完了したということです。 「何度も確認したから修正すべきところはもうないよ!印刷機動かしてじゃんじゃん刷っちゃって!」と印刷会社にゴーサインを出すことです。 そして、先ほど書籍を1点、校了しました。 印刷会社にデータを渡した後、…

入稿日

先月末に続き、今日は書籍を1タイトル、印刷所に入稿します。先月末に入稿したタイトルは進行管理がメインでしたが、このタイトルは再校の制作から最後の索引まで私が制作しています。 昨夜、眠る前にソファでごろごろしながら最終確認していると、白ページ…

索引の作り方

索引はどのように制作しているのか。 ゲラを読みながら索引に載せたほうがよいと思われる語句を見つけるたびに読みとページ数をメモして…といったように目視と手作業を想像されているかと思います。 しかし、いまはすべてデジタルです。 索引の制作は編集者…

索引

書籍の表の顔はカバーですが、実質的な顔は索引です。 小説やビジネス書など索引がない書籍もありますが、専門書では必ず索引を制作します。そして、索引がどれだけ丁寧に制作され、充実しているかでその書籍の評価が決まります。 専門書の編集者は、他社の…

見極め

「休みのところ申し訳ないが、急いで対応してもらいたい」― 申し訳ないと思うのであれば電話しないでほしいと喉元まで出かかりましたが、ぐっとガマンです。 美容院でカットしてもらっているところでマネージャーから電話がかかってきました。その対応で午後…

レコーディング

「やっぱりずずずさんに入ってもらいたいな」― ヴォーカルの女性がポロッとこぼしましたが、残念ながら私はプロにならないことを選びました。あくまでもサポートです。 メジャーデビューを控えたバンドの1stアルバムのレコーディングに参加してきました。音…

見本納品の日

モニター上の無機質だったWord原稿が手に取れる形へと生まれ変わる ― この感覚を1度でも知ってしまうともうやめられません。書籍編集という仕事には中毒性があります。 見本を手にした瞬間、制作中の苦労をすべて忘れます。著者の無理難題やデザイナーへの指…

望まぬ仕事も

書店営業の元マネージャーが戻ってきました…と言っても書籍編集部が復活するから営業が必要になったというわけではなく、一時的なサポートとして、です。 組織再編に伴い、これまで書籍の在庫管理や書店への出荷などを担当していた部署がそれに付随する経理…

氷河期

もし自分が当事者だったら…と思うと、一瞬で血の気が引き、文字どおりお先真っ暗になってどうしたらよいのか分からず、自棄になっていたでしょう。 だから本来、このようなことを思ってはいけないのですが、それでも思ってしまうのです ― 破綻した旅行会社に…

夜桜

「すみませ~ん、写真お願いしま~す」 裏口でタバコを吸っていたらカップルに声をかけられました。2人ともたぶん20代後半で、男はスーツ、女性はOL風の服装だったので仕事帰りでしょう。 お目当てはオフィス至近の東京を代表する観光スポットの1つと桜です…

入学式

「あっ、オレ明日、休みね」 何度か書いているように、外資系では残業がまったく評価されません。むしろ“定時内で終えられない無能”とされ、評価が下がります。 客観的に見て定時内で終えられない量の業務を抱えているようであれば、スタッフの能力と許容量…

桜の花びら

真っ白で無地のワイシャツ ネイビーで無地のスーツ 青 or 赤とシルバーのストライプのネクタイ ジャケットの前ボタン留め お昼ごはんを食べに外に出ると新入社員を多く見かけるようになりました。ジャケットのベントのしつけ糸がついたままの若者もいて微笑…

生き残り

「You It is the survival of planning and editorial team.(君が書籍編集部の生き残りか)」― シアトルから来日したお偉いさんとの面談で開口一番、こう言われました。 表情や口調は穏やかで、悪意があったわけではないと思いますが、胸に突き刺さるひと言…

夜桜

仕事帰りの京急の車窓から屋台が建ち並び始めたことを見ていました。東京都内では目黒川沿いの桜が有名ですが、横浜では大岡川沿いの桜が人気です。 今日はとても嫌なことがあったので、自宅最寄り駅の2駅手前で降りて、夜桜を眺めながらのんびりと歩いて帰…

シアトルから花見客

「It's fantastic!」 シアトルからお偉いさんが来日しました。日本法人の体制変更に伴う各マネージャーとの面談や全社員との懇親会が目的と言われています。 今朝、空港に着いてそのままオフィスに来たとのことですが、彼のスケジュールを見てみると、きょ…

続・ 派遣スタッフが逃げた

「今日から別のところで働き始めてるんで」 帰ろうかと思っていたところで派遣会社の営業さんから「いまから伺ってもよろしいでしょうか」と電話があったので待っていました。派遣スタッフの彼と連絡が取れたとのことでした。 夕方の時点で今後の対応策は社…