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電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

キラキラ

今朝の都内はとても良い天気で暖かく、今度こそようやく春がくると感じられました(いまはすっかり曇ってしまい、肌寒くなってしまいましたが)。 ふみちゃんも昨日までの厚手のロングコートではなく、マフラーをしているものの少し丈が短いコートを着て、パ…

ワールドツアー

「まだずいぶん先の話ですが、来年にワールドツアーの話が出てきています」― 例のメジャーデビューを控えたバンドのメンバーからメールが届いていました。 “ワールドツアー”と聞くとColdplayのようなモンスターバンドが毎回、スタジアムでライブをやるような…

男は顔

「やっぱり男は顔だよな…」 疲れて家に帰り、手を洗おうと洗面所に行き、鏡に映った自分の顔を見てつくづくそう思います。イケメンでなくてもよいので、せめてもう少し普通の顔だったら。 こんなブサイクが毎朝の電車で一緒になる女性に一目惚れしてもがいて…

社長直属

「君たちのレポートラインはこれから私になります」 新規事業立ち上げチームのミーティングに顔を出したところ日本支社長が同席していました。チームは私を含めて元書籍編集部のメンバー3人で、いわゆる“社長直属”になります。 元書籍編集部のメンバーが集め…

新規事業の立ち上げ

「新規事業の立ち上げチームに入ってほしい」― 朝イチでダイレクターに呼ばれたので身構えたのですが、思ってもみない話でした。 今年から異動してまだ3か月です。ようやく新しい業務を覚えてきたところで、また異動ですか。サラリーマンの宿命とはいえ都合…

昼顔

『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』というドラマがありました。上戸彩さんが主演で純愛ものと言われていますが、要は不倫ものです。 結婚もしていない、彼女もいない私にとって、正直言ってまったく理解できないドラマですが、何となく気になってしまうこと…

夢で逢えたら

金曜日の夜に限ってふみちゃんの夢を見ます。 この前と同じように、私がオフィスから出たところでふみちゃんに遭遇し、やはりふみちゃんは私の中をすっとすり抜けていきました。 ふみちゃんにとって私は道端の石ころと同じで、視界の隅にすら入らないわけで…

裏口

お昼ごはんを食べに外に出たら、ふみちゃんらしき女性を見かけました。すごく離れていたのと、少し度を下げたPC用メガネだったので、確実に本人かどうかは分かりませんが。 ふみちゃんとよく似た背格好や髪型の女性を見かけるたび、無意識に隠れようとするか…

不純な動機

約1週間ぶりにふみちゃんを見ました。 一緒の電車に乗っていたころはショートボブだった髪が少し伸びてショートボブとミディアムボブの中間ぐらいになっています。 先日、オフィスの1階に入るスーパーでばったり遭遇してしまった同僚と一緒で、何か楽しい話…

褒め言葉

ふみちゃんの夢を見ました。 てっきりメジャーデビューしてアイドルと付き合っていることを週刊文春にスクープされる夢を見ると思っていたのに、相変わらず私の頭の中はふみちゃんでいっぱいです。 通勤電車でふみちゃんが私の前に立っていて、しかし私のこ…

金の斧

「今日はホワイトデーだからね」 ボスが出社早々、女性スタッフにクッキーを配り始めました。どうせならおやつの時間を見計らって配ればよかろうと思うのですが、忙しい人ですから朝しかないのでしょう。 私は毎年、ホワイトデー予算を承認しているのですが…

最善策

「明日はオレも顔を出すからよろしく頼むな」― オーディションを設定したリペアショップのオーナーからメールが届いていました。 もうメンバーの方と直接やり取りしているのでいなくても構わないのに、そんなに心配なのでしょうか。ステージママでもあるまい…

光と陰

ふみちゃんはどんな週末を過ごしたのか、彼氏とデートか、友達と楽しくおしゃべりしたのか、いずれにせよ自分とは違うキラキラした週末だったのだろう。 日曜日の夜になるといつもこのようなことばかり考えてしまいます。そして、明日は遠くから眺めるだけの…

取らぬ狸の皮算用

酔っ払ってブログを更新するのはやめろとあれほど思っていたのに、学習能力が足りていません。昨夜はまた変なことを書き殴っていました。 昨日は朝から夜まで一滴も酒を飲んでいませんでした。ベースの練習なり、英語の勉強なり、何かに集中していると酒を飲…

月見酒

ふと気づいたら午後10時を過ぎていました。 来週の火曜日のオーディションの曲を練習し、一瞬だけ買い物に出かけ、それからずっと英語の勉強をしていました。 誰とも喋ってないや…。 買い物に出かけたとき、日課となっている近所の神社でしっかりとお参りし…

金曜日の夜の呪縛

ふみちゃんの夢を見ました。 私が例のバンドでメジャーデビューしていて、そのライブを観に来ているのです。演奏している曲はもちろん『届かぬ想い』です。 先週の夢と違うのは、ふみちゃんが女性の友人と一緒にいるところです。できれば彼氏と一緒にいると…

曜日の感覚

新聞記者時代は曜日の感覚などありませんでした。 「どうやら明日は休めそうだ」と分かるのが前日の夕方であり、深夜に翌日の朝刊を校了したところで私にとっての週末となっていました。 カレンダーをよく見てみるとそれは火曜日であったり水曜日であったり…

深い闇

本当のところを白状すると、八つ当たりでもあったのです。 今朝もふみちゃんを遠くから眺めていて、目がなくなる笑顔を同僚に向けていて、しかし私にその笑顔が向けられることは絶対にありません。 早く消し去りたい、しかしなかなか消せない届かぬ想いに虚…

“伝える”と“伝わる”

来週のオーディションの課題曲がとても難しいのです。 3曲のうち1曲はノリノリのファンクチューン、もう1曲は王道のソウルナンバーです。この2曲は何とかなりそうだという手応えを感じています。 問題は残る1曲です。2人の女性ボーカルの声が映えるしっとり…

被害妄想、自意識過剰

今朝、ふみちゃんがいました。 昨日、一昨日といなかったのです。一昨々日に横浜駅のホームで遭遇してしまったせいで、私のオフィス前を通らないようになってしまったのかと思っていたのです。 ふみちゃんはそこまで私のことなど考えていないと思います。被…

ふみちゃんの同僚

ふみちゃんの同僚にばったり遭遇してしまいました。 私のオフィスが入るビルの1階にはコンビニ以上スーパー未満の規模のミニスーパーが入っています。生鮮食料品などひと通りのものは揃っているので近隣住民御用達です。 19時ごろになるとサンドイッチやおに…

導き出される結論

「男は顔じゃない」「ブサイクな自分にも彼女ができた」― 雑誌やネット、ブログなどでよく見かけますし、確かにイケメンでなくても彼女がいる男はいます。 そして、これ見よがしにどのようにして彼女ができたかを説明していて、基本的に根性論ですが、中には…

卑屈

卑屈な考えからは何も生み出せません。「どうせ自分なんか」と思ったところで何の解決にもならないことはよく分かっていますし、誰しも前向きに生きたいものです。 しかし、どうしても卑屈な考えに陥ってしまうのもまた人間です。「どうせブサイクだし」― 昨…

ブサイクは公害

ふみちゃんとコートの裾が接するぐらいの至近距離ですれ違ってしまいました。 ふみちゃんにやらかして以降、朝の電車はもちろん帰りの電車でも一緒になることがあったので、ふみちゃんに会わないように細心の注意を払っています。 会社の最寄り駅から都営大…

見るんじゃなかった

午前9時15分 ― ふみちゃんが私のオフィスの前を通るころになるとつい席を立ってコーヒースペースに向かってしまいます。つらくなるだけだと分かっているのに。 しかし、今朝はふみちゃんの同僚の方が2人だけで、ふみちゃんがいませんでした。残念だと思いつ…

目がなくなる笑顔

ふみちゃんを遠くから眺める日々がまた始まります。ごく普通の会社員であれば仕事が憂うつでしょうけど、私は違うことで憂うつになります。 ふみちゃんはどんな週末を過ごしたのか、彼氏とデートだったのか、友人とカフェでおしゃべりだったのか、少なくとも…

嫌な夢でも

ふみちゃんの夢を見ました。 彼氏と2人で私のバンドのライブを観にきていて、彼氏の手をしっかりと握りながら、よりにもよって私の目の前に座っています。 私は動揺して演奏どころではなく、しかしふみちゃんはそんな私のことなど眼中になく、目がなくなる笑…

片想い

片想いは努力でどうにかできる問題ではありません。 大学受験のときによく言われたことですが、勉強は努力すれば必ず結果が伴います。そこに人の感情という曖昧なものは介在しないからです(小論文など除く)。 しかし、誰かを好きになり、誰かに好きになっ…

できれば誰かに好かれたい

他者に嫌われるよりは好かれたほうがよいはずです。誰しもそう思っているでしょうし、もちろん私もそうです。嫌われてよいことなど何もありません。 しかし、ふみちゃんだけがこちらを向いていてくれるのであれば、それ以外の全世界の人々に嫌われてもよいと…

堂々巡り

世間的に見れば、私もストーカーと同じなのかもしれません。 ふみちゃんのあとをつけたり、つきまとったり、嫌がることや迷惑になることをしたことはありません。むしろ、何とか姿を見せないように注意しています。 しかし、ふみちゃんが知らないところでふ…

間もなく半年

ふみちゃんに会える ― 月曜日はいつも楽しみでした。 それがいまは、何とか会わないように気をつけつつ、遠くから眺めるだけの毎日の始まりになりました。今朝も3階のオフィスから数分間、眺めていました。 ふみちゃんが裏通りから表通りに姿を現した際、オ…

石ころ

ふみちゃんの夢を見ました。 オフィスを出たところでふみちゃんに遭遇したのですが、ふみちゃんは私の身体をすっと通り抜けてしまい、私はふみちゃんの後ろ姿を見つめているだけでした。 ふみちゃんにとって私は道端の石ころのようなもので、視界に入ること…

同じ会社だったら

もし、ふみちゃんと同じ会社だったら…。 何度か考えたことがあるのですが、「別にいまの状況と大して変わらないだろう」という結論にいつもたどり着きます。いまと違って名前は知っているものの、それでも話したことはないという程度でしょう。 日本法人だけ…

今夜だけきっと

歌が上手い人に憧れます。 楽器をやっていると言うと歌が上手いと思われがちなのですが、私は歌が下手です。でも、音楽が好きなので楽器をやっているわけです。 邦楽、洋楽問わず「こんな風に歌えたら良いな」と思うヴォーカリストはたくさんいるのですが、…

知らず知らず

「嫌なら見なくていい」「誰にも迷惑をかけていない」― 個人でブログを書いているとつい言ってしまいがちな台詞ですが、言ってはならないと考えています。 誰もが目にできるウェブ上で自分の考えを公表すると、批判的な意見を受けることは避けられません。そ…

なるようにしかならぬ

“深刻になることは必ずしも、真実に近づくことではない”― 村上春樹氏の『ノルウェイの森』に出てくる一節で、最近ふと頭に浮かぶことがあります。 10代後半~20代前半に村上春樹氏の書籍を読み漁っていましたが、最近はすっかり読まなくなってしまいました。…

身の程

ブサイクは女性を好きになってはいけないのか ― そんなことはありません。人を好きになることは自由であり、誰に咎められることでもありません。 ただし、 やめておけ つらい想いをするだけだから。 特に毎朝の通勤電車で一緒になる女性に一目惚れするなど、…

ひどい顔

「ひどい顔…」― 今朝起きて鏡を見た瞬間、そう思いました。昨日の午後から悪寒を感じ始め、急な発熱で倒れるように眠り、起きたらひどい顔色でした。ただでさえブサイクなのに。 昨年末から少し弱っています。風邪など1年に1回、引くかどうかだったのですが…

君の瞳に恋してる

メインで使用しているベースをちょうどメンテナンスに出しているため、歓送迎会ではサブの5弦を使うことになり、慌てて弦を張り替えています。 いつも使用している弦が楽器屋ではとても高いのでアマゾンで購入したのですが、昨日の昼すぎにお急ぎ便で注文し…

ふみちゃん

お昼ごはんを食べに外に出たら、ふみちゃんらしき女性を見かけました。ふだんのメガネよりも少し度を下げてあるパソコン用メガネだったのではっきりと分かりませんでしたが。 ふみちゃんに似た女性を見かけると条件反射で隠れようとするようになってしまいま…

キラキラ

「ずずずは9時過ぎにいつも外を見ているけど、何かあるのか?」― 出社してきた同僚に聞かれました。私が毎朝ふみちゃんを見つめている姿を見ていたそうです。 9時30分に出社するスタッフにとってちょうどよい時間なので、出社する誰かに見られていて当たり前…

期待を裏切らない男

私は期待を裏切らない男です。安心してください。 今年もゼロでした。 サプライズなど起こるべくもありません。国際的な大手情報企業で外人相手にバトルを繰り広げるブサイクとして、ブサイク道をこれからも邁進します。 帰り際に広告営業チームと作戦会議を…

夢で逢えた

またふみちゃんの夢を見ました。 仕事を終えてクタクタになってオフィスを出たところでばったりふみちゃんに会い、横浜駅までおしゃべりしながら一緒に帰る夢です。 会ったところで「あっ、お疲れさま」と目がなくなる笑顔を向けてくれます。「今日はミーテ…

高くて厚い壁

紙袋を持っていたけど、1日早くバレンタインのデートなのかなあ ― 遠くからふみちゃんを眺めるだけの1週間がまた始まりました。 8時30分に出社して朝イチの日課を終えるころ、ふみちゃんが私のオフィスの前を通ります。コーヒーを淹れて窓から外を眺めると、…

泣きたいぐらいの恋人

また嫌な夢を見るかもしれないと思うと、眠ることが怖くてたまりません。 ベロベロに酔っ払ってしまえば夢など見ないだろうと思い、ひたすら飲み続けているのですが、今日に限ってまったく酔いが回りません。 ふと気づいたら、昨夜買ったばかりの角瓶が1本空…

続・夢で逢えたら

ふみちゃんの夢を見ました。 ふみちゃんの結婚式で、私はなぜか式場のスタッフになっていて、お色直しが終わったふみちゃんが場内に入るときのドアを開ける係としてスタンバイしていました。 相手の男と腕を組み、目がなくなる笑顔を男に向け、とてもキラキ…

ウッドベースは苦手

「ごめん!ベーシストが急に来られなくなっちゃって、代わりに弾いてくれない?」 そろそろ帰ろうかと思っていたところに、たまに飲みに行っている横浜のジャズバーのオーナーから電話があり、予定もなかったのでふらっと行きました。 21時からの1st Setを終…

ささくれ立つ

「左手の薬指の神経は心臓につながっていて、そこに指輪をすることで“あなたのハートを縛ります”という意味から、結婚指輪は左手の薬指にする」 学生時代の師匠がこう話していたことを覚えています。本当かどうか分かりませんが、さすが仏文学者だけあってロ…

タラレバ

「あのときに思いとどまってい“たら”」「あんなことをしていなけ“れば”」― 人生は常に最近流行りの“タラレバ”の繰り返しです。人間は学習しない生き物なのです。 長くはありませんが、決して短くもないこれまでの人生で、自分がいかにブサイクで女性に縁がな…

イケメン君の横浜デート

「中華街で美味しいお店、知りませんか」― イケメン君に聞かれました。バレンタインデー当日は予定が合わなかったので、今週末に本命の彼女と横浜でデートするそうです。 休日の中華街はどのお店も観光地価格に変わるのであまりおすすめできないのですが、彼…