電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

赤本に悩まされるおじさん

大学入試や資格試験のような暗記中心の筆記試験は、勉強すれば勉強した分だけ問題を解けるようになります。試験開始3分前まで参考書を読めばその分だけ差がつきます。

私が受験生だったころ、試験日直前はジタバタせずに体調を整えるほうが重要だとよく言われました。学力はすぐに伸びるものでないから無駄とさえ言う人もいました。

嘘はイカン。

試験日直前でも過去問を解いたり参考書を読んだり、必死に勉強すべきだと私は思っています。それによって1点多く取ることができ、それが合否の境目となることは往々にしてあります。

私の学生時代の同級生は全員、ギリギリまで必死に勉強したと言っていました。試験前夜に徹夜で勉強して、寝ないで試験を受けたという奴もいました。有名進学校出身にもかかわらず、です。

前日まで必死に勉強しなくても、徹夜までしなくても、もしかしたら合格していたかもしれません。ただ、みんな不安で、不安な気持ちを消すには勉強するしかなかったわけです。

私のマンションに泊まり込んでいる若者はこれまできちんと準備をしてきています。年末に受けた全国模試の結果では、ふだん通りにやれば合格できると判定されています。

それでも今日も朝からずっと勉強しています。コーヒーを淹れて無理やり休ませるほどです。そこまでやらなくても大丈夫だろうと思ってしまうのですが、本人はまだ不安なようです。

がんばれ、受験生。おじさんは応援しているから。

しかし若者よ、おじさんに解説を求めるのはやめてくれ。解説するにはおじさんも問題を解かなければならず、大変なんだよ。せっかくの休日に政経の過去問など勘弁してくれ。

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◆知恵熱が出てくるとつぶやいています → ずずず (@wakabkx) | Twitter

禁煙体験談を発表した

会社で禁煙体験談を発表したところ「好きな女の子のためにタバコをやめたなんてすごい!」と感動の渦を巻き起こしました。

wakabkx.hatenadiary.jpイチかバチかで冒頭に禁煙したきっかけを言ったところ、一瞬静まりかえった後にすぐ拍手が起き、発表中も食いついているのが伝わってきました。

メインイベントは医師の話で、私の話はあくまでもオマケの前座だったのですが、終わった後に「私の話は不要だったのではないか」と医師が不機嫌になったほどです。

これは仕方ありません。ネットで調べればすぐに分かるようなタバコの害より、禁煙がいかに辛く、でもそれを乗り越えさせるほど彼女が好きということを聞くほうが面白いに決まっています。

しかも、話が通じない外人を納得させるためにパワポ作成術を磨き上げた百戦錬磨の私が、20分の持ち時間のために20枚のスライドを作り上げ、熱く語ったのですから、一介の医師が勝てるわけがありません。

「仕事のプレゼンもこれぐらい熱心にやってほしいもんだな」と上司に言われる羽目になりましたが…。

社内だけでなく、近隣の会社など外部からの参加者がいたので、もう絶対に吸えなくなりました。これで禁煙に失敗したら最低のダメ人間です。

また「禁煙させるなんてどれだけ美人なんだ?」と彼女が話題になっています。噂に尾ひれがつき、私の彼女は女優ということになりそうな勢いです。

100日が過ぎましたが、どうしても吸いたいと思うことはいまでもあります。タバコのことが頭から完全に消え去ることはありません。

ただ、今日のようなことがあると、禁煙が楽しくなってきます。辛い思いをしながらガマンするのではなく、楽しみながら禁煙できるのは理想的だと思います。

昨夜も美味しいイタリアンとワインの味・香りを純粋に楽しむことができ、禁煙して良かったとしみじみ思いました。

また別のところで禁煙体験談を発表したいと思っているのですが、どこかに需要はないものか。説得力には自信がありますし、無償で構わないので、どこか呼んでくれないものかしら。