電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

禁煙体験談を発表した

会社で禁煙体験談を発表したところ「好きな女の子のためにタバコをやめたなんてすごい!」と感動の渦を巻き起こしました。

wakabkx.hatenadiary.jpイチかバチかで冒頭に禁煙したきっかけを言ったところ、一瞬静まりかえった後にすぐ拍手が起き、発表中も食いついているのが伝わってきました。

メインイベントは医師の話で、私の話はあくまでもオマケの前座だったのですが、終わった後に「私の話は不要だったのではないか」と医師が不機嫌になったほどです。

これは仕方ありません。ネットで調べればすぐに分かるようなタバコの害より、禁煙がいかに辛く、でもそれを乗り越えさせるほど彼女が好きということを聞くほうが面白いに決まっています。

しかも、話が通じない外人を納得させるためにパワポ作成術を磨き上げた百戦錬磨の私が、20分の持ち時間のために20枚のスライドを作り上げ、熱く語ったのですから、一介の医師が勝てるわけがありません。

「仕事のプレゼンもこれぐらい熱心にやってほしいもんだな」と上司に言われる羽目になりましたが…。

社内だけでなく、近隣の会社など外部からの参加者がいたので、もう絶対に吸えなくなりました。これで禁煙に失敗したら最低のダメ人間です。

また「禁煙させるなんてどれだけ美人なんだ?」と彼女が話題になっています。噂に尾ひれがつき、私の彼女は女優ということになりそうな勢いです。

100日が過ぎましたが、どうしても吸いたいと思うことはいまでもあります。タバコのことが頭から完全に消え去ることはありません。

ただ、今日のようなことがあると、禁煙が楽しくなってきます。辛い思いをしながらガマンするのではなく、楽しみながら禁煙できるのは理想的だと思います。

昨夜も美味しいイタリアンとワインの味・香りを純粋に楽しむことができ、禁煙して良かったとしみじみ思いました。

また別のところで禁煙体験談を発表したいと思っているのですが、どこかに需要はないものか。説得力には自信がありますし、無償で構わないので、どこか呼んでくれないものかしら。