電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

禁煙体験談を発表する

会社で禁煙体験談を発表することになりました。

昨年末、禁煙セミナーの案内が全社一斉に流れたのは覚えていましたが、すでに自分で禁煙を始めていたのでスルーしていました。

主催の総務・人事部としては外部から医師を招いて話してもらうだけだったそうですが、私が禁煙していることを小耳に挟み、ちょうどよいと思ったそうです。

身体に悪い、周囲に迷惑をかける、禁煙したらこんなに良いことがいっぱい…医師の話など容易に想像できますし、喫煙者はすでに聞き飽きています。

そんなことは言われなくてもよく分かっているのにそれでもやめられないから困ってるんだYo!そもそもアンタは吸ったことないだろうYo!

禁煙の辛さは経験した人間しか分かりません。自分で言うのもなんですが、私のようなヘビースモーカーの禁煙体験談は心に響くはずです。

分かりました、受けましょう。

…と気軽に返信したのが運の尽き。パワポのテンプレートが送られてきて、資料を作るよう指示されました。いったいどこまでのものを作れというのか。

しかも、用意されたスペースは100人以上が入れるセミナールームです。ふだん外部から受講者を集めて自社セミナーをやるような場所です。

うちの取り組みをアピールするために近隣の会社など外部からも参加されますのでそのつもりで、えへっ」というのは先に言うべきだと思っても後の祭りです。

どうしよう、41歳のオッサンなのに「大好きな女の子に『タバコ吸う人は大嫌い』って言われたからやめました」なんて言えない…。

しかし、禁煙のきっかけは何よりも重要です。1箱500円になったからだの、吸える場所が減ったからだの、ありきたりでは意味がありません。

ある意味、これ以上のきっかけはなく、キャッチーです。きっと参加者のハートをぐっと鷲づかみするはず。仕方ありません、腹をくくります。

禁煙セミナーは2月中旬、あと2週間ちょっとです。肉を切らせて骨を断つ構えで、仕事そっちのけで資料作りに励みます(働け)。

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資料にいらすとやの素材を使ったらぶっとばされるだろうか。

◆吸いたくなるとつぶやいています → ずずず (@wakabkx) | Twitter