電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

赤本に悩まされるおじさん

大学入試や資格試験のような暗記中心の筆記試験は、勉強すれば勉強した分だけ問題を解けるようになります。試験開始3分前まで参考書を読めばその分だけ差がつきます。

私が受験生だったころ、試験日直前はジタバタせずに体調を整えるほうが重要だとよく言われました。学力はすぐに伸びるものでないから無駄とさえ言う人もいました。

嘘はイカン。

試験日直前でも過去問を解いたり参考書を読んだり、必死に勉強すべきだと私は思っています。それによって1点多く取ることができ、それが合否の境目となることは往々にしてあります。

私の学生時代の同級生は全員、ギリギリまで必死に勉強したと言っていました。試験前夜に徹夜で勉強して、寝ないで試験を受けたという奴もいました。有名進学校出身にもかかわらず、です。

前日まで必死に勉強しなくても、徹夜までしなくても、もしかしたら合格していたかもしれません。ただ、みんな不安で、不安な気持ちを消すには勉強するしかなかったわけです。

私のマンションに泊まり込んでいる若者はこれまできちんと準備をしてきています。年末に受けた全国模試の結果では、ふだん通りにやれば合格できると判定されています。

それでも今日も朝からずっと勉強しています。コーヒーを淹れて無理やり休ませるほどです。そこまでやらなくても大丈夫だろうと思ってしまうのですが、本人はまだ不安なようです。

がんばれ、受験生。おじさんは応援しているから。

しかし若者よ、おじさんに解説を求めるのはやめてくれ。解説するにはおじさんも問題を解かなければならず、大変なんだよ。せっかくの休日に政経の過去問など勘弁してくれ。

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