電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

お役所対応

最寄りの警察署に更新された運転免許証を引き取りにいった昨日、あらためてお役所対応というものを実感しました。8月上旬に更新にいき、即日発行に対応していないので1か月以上経ってから取りにいくことになっていたわけです。警察署の隣にある交通安全協会で申し込めば郵送してくれますが、1,000円と言われてバカバカしくなってやめました。

ただ、引き取りは平日のみで土日祝日は対応しておらず、時間は8:30~12:00、13:00~17:15のみです。大多数のサラリーマンのことはまったく考えられていません。もちろん、サラリーマンが全員、カレンダー通りの土日祝日休みではありませんが、引換証を渡してハンコを押すだけですから、土日祝日に対応してくれてもよいだろうに。

また、実は5月にマイナンバーカードの発行を申し込んでいました。これで定額給付金を受け取るつもりはなく、マイナポイントに参加するつもりもなく、机の引き出しから通知カードが出てきて、そこにQRコードが載っていたので、何となく申し込んだだけです。申し込んだこともすっかり忘れていました。

先月、マイナンバーカードが発行されたから区役所に取りにこい、というハガキが届きました。ご存知の方もいると思いますが、マイナンバーカードの引き取りは事前予約制で、こちらも平日のみです。ウェブ上で予約できるのがまだ救いですが、予約しようと思ったら11月まで満杯で予約できませんでした。

引き取り期限も決まっているのですが、予約できないのであれば引き取りにいけません。このやり方について区役所はどうせ言われたとおりに従っているだけで、窓口に文句を言ったとしてもどうしようもありませんが、役人の辞書には「臨機応変」「柔軟性」といった文字がないようです。

世の中の大多数に意向に沿っているからこのようなやり方が続いているのでしょうけど、市民サービスにはほど遠いとしみじみ思います。中にいる人の大多数もおかしいと思っている…と信じたいものです。もし、行政は偉いのだから下々の市民はこちらに従え、などと思っている役人がいたら、それはそれでいまどき面白くもありますが。