電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

情けは人のためならず

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またもや神奈川県庁が東京都や大阪府のまねをして庁舎をライトアップしていました。神奈川県はきょう76人の感染者が報告されていますが、全国第2位の人口920万人でこの数字は少ないのではないかと思い、ライトアップよりもやることがあるだろうと思うわけです。

東京都が飲食店に再び休業要請を出すそうです。8月をほぼ丸々休んでくださいといいながら支援金は20万円しか出しませんというのは酷な話です。東京都といえども財政に余裕があるわけではなく、しかも緊急事態宣言中の支援金で財政が逼迫していることは分かりますが。

何度も出演させてもらっているライブバーがとても心配です。先月にようやく営業を再開し、ステージと客席の間にビニールのフィルムを設置して、入れる人数を制限し、1時間ごとにドアを開けて換気して…と、ガイドラインを遵守しながら営業を続けています。

お客さんも戻り始め、ライブの予定も埋まりはじめていたところです。それがまた休業ということになると復活は難しくなるかもしれません。前回の休業中はクラウドファンディングを実施し、私も支援させてもらいましたが、希望金額を大きく上回って終了しました。

もし、もう1回クラウドファンディングを実施するのであれば、私はまた支援しますし、ほかの常連さんたちもみんな支援するはずです。しかし、オーナーは自分からは絶対に言わないでしょう。そもそも、1回目のクラウドファンディングも周囲に何度も勧められてようやくでしたから。

ありがたいことに、私は経済的に何の影響もありません。毎年7月のベースアップはありませんでしたが、それは大したことではありません。とりあえず、新型コロナウイルス感染症拡大以前と同じ仕事をこなし、変わらぬ給料をもらえています。

助けるといったらおこがましいですが、自分にできることがあれば何かサポートさせてもらいたい、現実的にはお金でしょうし、クラウドファンディングのような形でも支援できるのであれば何かしたいところです。自分がよければそれでよい、とはなりたくありません。

情けは人のためならず、です。