電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

100人以上にぶつけられる悪意

アクセス解析のページを開いた瞬間、いつにないアクセス数に驚きました。ブログを始めたばかりであれば「はてブ砲*1キタ!」「これが噂のスマニュー砲*2か!」と思うのでしょうけど、ブログを5年も続けていると別のことを思い浮かべます。

「晒されたか」

某匿名掲示板など悪意が渦巻く場所にリンクを貼られ、好き勝手なことを書かれているのだろうと思うわけです。そして、アクセス元をたどってみると予想どおりでした。先日の被差別部落について書いたエントリーが晒されていました。

レスが約200あり、そのほとんど「バカ」「○ね」など小学校から国語を学び直すべきと思われる貧弱な語彙の持ち主によるものでしたが、中には「○○○(韓国や北朝鮮の人々に対してよく使われる蔑称)!万景峰号で国に帰れ!」といったものがありました。

なぜ在日韓国・朝鮮人になるのか疑問ですが、万景峰号などよく覚えていると逆に感心し、オンラインミーティング中だったにもかかわらず万景峰号がいまどうなっているのかこっそり検索してしまいました。

某番組に出演した女子プロレスラーがSNSで多数の誹謗中傷を受けた末に自殺したとされる事件からもうすぐ1か月です。「まだ1か月経ってないの?」と思った人も多いでしょうし、すっかり忘れてしまっている人も少なくないはずです。

人気があるテレビ番組に出演していたような人ですから、誹謗中傷も毎日、相当数だったはずです。私のような小市民には理解できない苦しみだったと思います。ただ、ネット上でぶつけられる匿名の悪意は1でも100でも1,000でも同じ、とにかく凹みます。レスが約200ということは重複を考えても単純計算で100人以上は私に悪意をぶつけているわけで、日常生活で100人以上に悪意をぶつけられるようなことはまずありません。

新型コロナウイルス感染症に伴う自粛緩和や真夏のマスク問題、東京都知事選挙など、新しい話題が次々と出てきて、先週のことすら忘れられてしまうほどですが、ネット上の誹謗中傷への対策は風化させてはいけないと思うわけです。

*1:はてなブックマークで取り上げられること

*2:スマートニュースで取り上げられること