電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

編集者ってうぜぇ…

新型コロナウイルス感染症の「シューソク」は「収束」か「終息」のどちらでしょうか。答えは、まだ終わっていないもののかなり落ち着いてきた場合には「収束」、完全に制圧できた場合には「終息」を使います。

  • 収束:「収まって束ねる」と書くように「一定の状態に落ち着く」ことを意味する
  • 終息:「息が終わる」と書くように「死=完全に終わる」ことを意味する

例えば(実情はともかく)感染者数が減りつつあるいまは、感染拡大が“収束”に向かっているわけですが、治療薬やワクチンが開発されて新型コロナウイルスが人類の支配下に置かれたら“終息”となるわけです。

先ほどNHKのニュース番組を見ていて、民間企業の社長のインタビューにつけられた字幕で「いま“収束”に向かいつつありますが“終息”したら働き方が変わるでしょう」となっていて、きちんと使い分けているところに感動しました。

逆を言えば、ニュース番組の一瞬の字幕でこんなことが気になる編集者という生き物がどれだけ厄介な生き物か、お分かりと思います。私もこれまでブログで“終息”がまったく見えないので“収束”を使っているのですが、もし気付いていた方がいれば、あなたは変態です。

編集者ってうぜぇ…。