電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

オリンピックも地域イベントも熱意は同じ

池袋駅を中心として街中のあちこちでライブをやる池袋ジャズフェスティバルというものが毎年5月に開催されていまして、私もこれまで3回出演しているのですが、今年は中止することが発表されました。当然と言えば当然です。

実は出演バンドがきょう発表で、朝から公式サイトを何度もチェックしていました。午後にページを更新したところ内容が変わっていたので「おっ!」と思ったら、まさかの開催中止のお知らせが。

世界規模のオリンピックですら延期になったのですから、地域の野外ジャズフェスが中止になるのも当たり前です。規模も人手も、関わった人々の数も、オリンピックとは比べるべくもありません。

ただ、運営に携わっていた人々や出演者の熱意はオリンピック選手にも引けを取らないと思います。特に運営はみんなボランティアで、ふだんは別の仕事をしつつ、忙しい合間をぬって準備しています。もちろん、給料などなし。

そういう想いは世界規模のオリンピックも地域の野外ジャズフェスも同じです。去年、台風直撃で中止になった横浜のジャズフェスの運営者と話しましたが、開催に至るまでの労力は半端ないそうです。

仕方ない、こればかりはどうしようもない。ただ、5月下旬に夕暮れ時に外で演奏するのってものすごく気持ち良いし、その後に飲むビールってものすごく美味いんだよなあ…無念。