電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

JASRACのデータベース

8日(土)にジャズフェスに出演するのですが、事務局から「JASRACのイベント申請に必要になりますので、セットリストの作詞、作曲、編曲者名を教えてください」という連絡がきました。あちこちのジャズフェスに出演してきましたが初めてです。

JASRACとはご存知、日本音楽著作権協会です。音楽の著作権を保護、管理、使用料の徴収・支払いなどを担う団体で、とても重要な団体でありながら、感謝されるべき著作権者からもあまり良い評判を受けていない団体でもあります。

ピアノ教室などから著作権料をぼったくろうとして話題になりましたが、他社が著作権を持つ楽曲を使用する際に著作権料を払うのは当然のことでもあります。ただ、著作権法の規定によって、自由利用が認められる場合があります。

(1)営利を目的としない
(2)聴衆又は観衆から料金(いずれの名義をもってするかを問わず、著作物の提供又は提示に付き受ける対価)を受けない
(3)実演家に報酬が支払われない

この3つの要件をすべて満たせば自由利用できます。今回のジャズフェスもそうですが、これまで出演してきたジャズフェスもすべてこの要件を満たしています。JASRACへの手続きは不要なので、確認を求められることがなかったわけです。

正確には、手続きが不要であることをJASRACで確認するため、担当支部に連絡するようお願いされていますが、まず連絡することはありません。今回の事務局は真面目というか、しっかりしているということです。

作品データベース検索サービス

著作権者はJASRACのデータベースで検索できます。例えば、Bruno Marsの『Treasure』という曲をインストにアレンジして演奏しますが、データベースで検索すると、こんな感じで作曲作詞、作曲、作詞が出てきます。

『TREASURE』
作曲作詞:
BROWN FRED LEE JR
PHREDLEY BROWN
LAWRENCE PHILIP MARTIN II
LEVINE ARI
MARS BRUNO
HERNANDEZ PETER GENE
作曲:
BERLAND THIBAUT MICHEL JEAN MARIE
BREAKBOT
作詞:
KHAN CHRISTOPHER IRFANE
OUTLINES

このデータベースでの検索は結構、面白く、暇つぶしに使えるので、興味が湧いた方は遊んでみてください。