人身事故
京浜東北線というJRの路線があります。横浜から川崎、蒲田、大井町、品川、浜松町、東京などを通り、大宮まで、主要地区を通過していくため、乗客も本数も多く、都心部の人々にとって最重要路線の1つと言っても過言ではありません。
それだけ利用者が多いせいか、本数が多いせいか、とにかく人身事故が多発する路線でもあります。4日前の1月31日は朝と夕、夜の1日3回もの人身事故が発生するという地獄の通勤日になりました。同じ路線で1日3回の人身事故は私も初めてでした。
そしてきょう、またもや京浜東北線で人身事故が発生しました。しかも、18時少し前という帰りのラッシュを直撃する時間に。私はまだ会社にいましたが、少し前に帰ったはずの別部署の人が電車に乗れないからと戻ってきました。
京浜東北線で人身事故が発生して何が困るかというと、もちろん京浜東北線ユーザーも困りますが、東海道線や横須賀線という神奈川県から都心部に向かう同じぐらい最重要路線と併走しているので、他路線もとばっちりを食らうのが困るわけです。
おまけに我が京急も併走しているため、振替輸送を利用しようとJRユーザーが流れてきます。困ったときはお互いさまなのでそれは仕方ありませんが、人身事故発生から1時間半ぐらい経って会社を出たのに、京急は混雑で入場規制していました。
彼女はJRユーザーなのでモロに影響を受けていましたし、私も帰りにいつもの倍以上の時間がかかりました。まだ火曜日なのにぐったりです。人が亡くなっているから、と人身事故に文句を言う人を非難する意見もありますが、それでも言わずにはいられません。
大迷惑。
死にたいと思う状況まで追い込まれてしまったことには同情しますが、だからといって電車に飛び込んでよいわけではありません。良い自殺などありませんが、それでも電車に飛び込むのはやってはいけないことだと思うわけです。
「死ぬ根性があれば何でもできる」とよく言われますが、それは違うと思います。死ぬほうが楽だと思うほど辛いことはあるはずです。だから死ぬなとは言いません。ただ、できれば周囲に迷惑をかけない方法を選択してもらいたいわけです。
何だか明日の朝も人身事故が発生しそうな予感。