電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

隣の芝生は青い

今年の成人式はヒトまで進化できた若者が多く、途中で進化が止まってしまったサルは少なかったようで、大騒ぎしたり暴れたりといったことは目立たなかったようですが、よりにもよって横浜市にサルがいたようで報道されていました。

長い人生で1回だけのことですから、多少は羽目を外しても構わないと思いますが、20年後の40歳になったころに思い出して恥ずかしいと感じるようなことは避けたほうが無難かと思います。おっさんからのささやかなアドバイスです。

私は成人式に出席しませんでした。大学入学に1年浪人したので1年生、レポートが佳境を迎えていたところでした。おまけに私の成人式だった1998年1月15日は都内や神奈川で記録的な大雪が降り、会場に行けない状況でしたし。

そもそも、中学と高校であまり良い思い出がなかったので、レポートがなくても雪が降っていなくても出席するつもりはありませんでしたが。いまでも付き合いがある親友と夜に飲んだことは良い思い出です。

あのころ何を考えていたのか、ぼんやりとしか覚えていませんが、少なくともあのころ想像すらしていなかったようなことになっています。もっと穏やかに、安定した人生を送っているはずだったのですが、常にピリピリした毎日を送っています。

人生は先が分からないから面白い、と言う人がいますが、先が見える安定した人生のほうが心安らかに過ごせると思うわけです。実際にそうなったら退屈で文句を言っているのかもしれませんが。要は隣の芝生は青いということです。