電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

日曜日の揚げ物~カキフライ

私はあまりテレビを見ません。朝早く、夜遅いので、平日は酒を飲みながらニュース番組を少し見るぐらい、休日はCDやレコード、FMを聞きながら洗濯したり、掃除したり、料理したり。テレビだと手が止まってしまうので、音を流しっぱなしにしています。

それでもいくつか好きな番組があって、そのうちの1つが「男子ごはん」です。日曜日の午前中に見るのにピッタリなゆるーい雰囲気の料理番組で、自他ともに認める料理男子としていつもレシピを参考にさせてもらっています。

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そして、きょうはカキフライでした。これを見た瞬間、頭の中はカキフライでいっぱいで、実を言うとイカはカキを買いにいったお店でたまたま安かったから買っただけでした。目的はカキです。

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サイズは大中小とばらばらですが、見た感じの鮮度は良さそうだったので、1パック480円を2パックお買い上げです。

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まず、軽く水洗いします。

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それから片栗粉をまぶして軽く混ぜます。

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こうすることで片栗粉にカキの汚れが吸着します。片栗粉が灰色になってきたら汚れが着いた証拠、水でよく洗います。

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バットに塩胡椒を振っておきます。ここに洗ったカキを並べていけば下味がつくという。

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水気をよく拭き取って、サイズごとに分けます。小さいものは2粒ずつくっつけて揚げれば問題ありません。

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バッター液とパン粉を用意して、

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準備完了。

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揚げます。水気をよく拭き取ったつもりでしたが、油が跳ねまくります。

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早く食べたかったので盛り付けはなし。まずそのまま、その後は普通のソースやタルタルソース、噛みしめるたびにカキの旨味がジュッと出てきて口の中をヤケドしそうですが、それもまたいとよきことです。まいうーです。

私の両親は若いころカキに当たったことがあるそうで、母親は貝類すべてダメ、親父はアサリやシジミはいけますがカキはダメ、カキの怖さを子どものころから散々聞かされていたので、実は就職するまでカキを食べたことがありませんでした。

この話をしたところ、先輩が行きつけの寿司屋に連れていってくれて、そこで恐る恐る初めて食べた岩牡蠣の美味さにびっくり仰天、いまでは大好物の1つとなっています。ただ、生を家で食べるのは少し怖くて、お店でしか食べませんが。

揚げ物を食べると胃もたれする年齢になりましたが、カキフライだけはそれでも食べ続けます。