電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

バックオフィスとの戦い

コンプライアンスだの法令順守だの、重要なことであるのはよく分かりますが、杓子定規で「社内規定に違反しているからダメ」と言われるとムカつく&困るものです。社内における総務や人事、経理、法務、財務といった、いわゆるバックオフィスの対応です。

彼らは彼らで「あいつら、ホント適当。何度言っても分かってくれない」と思っているのでしょう。私が午前中に申請した外部委託先への支払いを差し戻してきた経理担当も、清算システムのCMの中で経理部員に扮した滝藤賢一と横澤夏子のような心の声を発しているのでしょう。

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こちらもわざとやっているわけではありません。利益を生まない社内手続きなど1回で終わらたいですし、お互いにイライラするだけですし。彼らも上からの指示で仕方なく厳しく確認しているのだろうと思います。お金や法律に関することの違反は企業にとって致命傷になりかねませんから。

ここまで厳しくなったのは厳しくせざるをえないようなことが続出したということでもあります。何もなければ特に代える必要はなかったわけですから。ただ、人の価値観や考え方が多種多様化し、細かく制限しすぎなければならなくなったこともあると思います。

例えば、映画やドラマ、CMで俳優がたばこをカッコ良く吸う姿を見せると子どもが真似して吸いたくなるからイカンといったものや、公園の滑り台で滑ったらズボンが破れたから使用禁止にするとか、堅苦しくなったと痛感します。

横山やすしがベロンベロンに酔っ払ってテレビに出たり、勝新太郎がたばこを吸いながら記者会見を受けたり、芸能人水泳大会の騎馬戦でおっぱい丸出しにしたり。それでいて歌舞伎役者の女遊びは古典芸能の伝承者だからと見過ごされたり。

先週、漫才コンビのアンタッチャブルが10年ぶりに復活し、大きな話題になっています。私はたまたまテレビをつけていたのでリアルタイムで見て、びっくり仰天すると同時に久しぶりに爆笑しました。この相方もテレビに出るにはコンプライアンス的にまずかったようで、復活に10年もかかったようで。

要は何が言いたいかというと「経費申請めんどくせー!」ということです。このせいで午前中から午後一までほぼつぶれてしまいました。もう帰ろうかな。