電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

老いを感じる

帰りに近くのスーパーに寄って買い物したのですが、会計時の金額が安くて「?」と思いました。計算では2,000円弱になるはずだったのですが、言われた金額は約1,000円。とりあえず会計を済まし、袋に詰めるところでレシートを確認しました。

ウイスキーの角瓶が計算されていませんでした。

高校生のバイトと思われる女の子で、バーコードをスキャンしたと勘違いしたのかもしれません。夕方の混雑時などではなく、私の後ろに並んでいる人もいませんでしたが、特に疑問に思うこともなく会計したのでしょう。

レジに戻ってレシートを見せながら計算されていなかったことを伝え、きちんとお金を払いました。得をしていたわけですが、そのままだと店側にとって万引きされたと同じことになります。ただ、私が嘘をつけない真面目人間だからではありません。

レジの女の子が超絶かわいかったからです。

顔も声も小倉優子にそっくりで、荷物をカゴに移すのも丁寧、極めつけはお釣りを渡すときに両手で軽くこちらの手に触れるところです。キャバ嬢テクニックをどこで覚えたのか、天性のものなのか、おじさんはメロメロです。

ただ、それでどうこうしたいと思うのではなく、娘を見守る親のような気持ちで「かわいいねぇ、バイトがんばってるねぇ」と思っています。42歳の私にとって、それぐらいの子どもがいてもおかしくないわけで、がんばっている姿を見て微笑ましくなります。

30代になったころからどうも好みが変わり、例えば真冬にミニスカの若い女の子を見ても「こんなに寒いのに元気だなぁ」としか思わず、巨乳グラビアアイドルを見ても「あんなに大きいと肩が凝って大変だろうなぁ」と思うようになりました。

30代だけでなく40代でも20代の女の子と付き合いたい、もしくは結婚したいと思う男が世の中には少なくないようですが、私にとって20代の女の子はそういう対象ではなく、自分の子どもや親戚の子ども、あくまでも保護者の視点でしか見られなくなりました。

こういうのを「老いを感じる」と言うのかもしれません。下半身は相変わらず元気ハツラツなので、まだまだ現役バリバリだぜ、と思う今日このごろです。