電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

きょうもどこかでリストラ

隣の部署(約30人)が丸っとリストラされることになりました。決して赤字ではなかったのですが、思っていたほどの利益が上がらなかったので、その事業をやめるそうです。事業部丸ごと買い取ってくれるところを探していたそうですが、見つからなかったので、年末で全員クビだそうです。外資ぱねぇ。

そんなのひどいと思われるでしょうし、日系企業だったら配置転換による雇用の確保を最優先しますが、外資系は入社時に「あなたの仕事はこれ」とお互いに合意しているので、その仕事がなくなったら会社に残ることができません。経理のスキルと経験を買われて入社したのに営業に異動するということはないわけです。

外資に染まった猛者

クビになる隣の部署の人たちもそれをよく分かっているので、もちろん多少の驚きはありましたが、淡々としています。すでに転職活動していた人も少なくないようですし、きょう出社してもうオフィスに入れないのではなく年末まで猶予をくれるなんて優しいと言っている猛者もいます。

「いやいや、全然優しくねーだろ」とモニターの向こうから声が聞こえる気がしますが、同じように年末まで猶予があるならまだマシと思ってしまう私もすっかり外資系に染まってしまったようです。外資系超大手コンサルにいた学生時代の後輩が「きょう出社したらオフィスに入れず、そのままクビになりました」とフェイスブックに書いたりしているのを目にしていますし。

あちこちでリストラ

また、きょう、とある案件について営業がクライアントにメールしたら電話がかかってきて「いま社内でリストラが進んでいてバタバタしているのでミーティングはもう少しお待ちください」と言われたそうです。その方はリストラ対象ではなかったものの、引き継ぎなどで忙しいようです(ちなみに外資系製薬)。

私自身、前の会社でクビ宣告を受けたことがあるせいか、「大変だなあ、まあがんばれよ」としか思いません。あちこちでリストラの話題を耳にするため、何ら珍しいものではなく、ごく身近にあるものになってしまいました。感覚がすっかり麻痺してしまったようです。自分でいうのもなんですが、リストラの話をこうして淡々と書いていることに少し引いています。

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