電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

続・大腸ポリープ

「きのう手術してから1泊し、さっき帰ってきた。経過は良好」と夕方に親父からメールがきました。自分でタクシーを配車して自分で手続きし、自分で帰ってきたようです。母親に関しては“色々”あるので触れないようお願いします。

親父は一昨年に脳梗塞で病院に担ぎ込まれました。ただ、発見が早かったので後遺症など残らず、ここ最近はいたって普通でした。持病の糖尿病も特に悪化していなようで安心していました。

今回の大腸ポリープはガンになるようなものでなく、手術翌日にすぐ退院できるぐらいなので、いますぐどうこうと心配する必要はなさそうです。決して珍しいものでもありませんし。

ただ、そろそろ親の死を真剣に考えなければならない年齢になったと実感しました。誰しも心のどこかで「親は死なない」と思ってしまいがちですが、普通に生きていれば親のほうが先に死ぬことは当たり前です。

しかし、それでもまだ親はずっと健在だと思ってしまうのが子どもです。そんなことはありえないと頭の半分で理解しつつ、やはり死ぬことはないともう半分で求めつつ。

親父は1947年(昭和22年)生まれの72歳、最近の風潮ではまだまだ若く、現役バリバリに働く親父より年上の方もたくさんいます。これが現実感に乏しい理由の1つでもあります。

仮に親父がいま死んだら…と少し考えただけでやるべきことが大量に思い浮かび、すぐに考えることをやめたくなりました。大人の動画でも見て現実逃避したくなります。

アラフォーともなると悩みが多いぜ。