電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

肉親

久しぶりに姉から連絡がありました。子宮筋腫で手術することになり、同意書に親族のサインが必要で、同棲している彼氏がいるものの入籍しておらず、両親に頼むと色々と大ごとになりそうなので、私に頼んだわけです。

姉は3歳上の45歳、早生まれなので学年は4つ上です。中学から脇道に逸れ始め、高校で完全にグレた、いわゆる元ヤンです。私は我関せずでしたが、両親は学校に呼び出されたり警察に迎えに行ったりしていました。

いまはすっかり更生し(当たり前)、ごく普通のおばさんです…いや、カーボンボンネットのシビックタイプRに乗っている人を普通のおばさんと言わないか。元ヤンにして元レーサーだったりします。

同じ神奈川県内の平塚というところに住んでいるため、直接会えないこともありませんが、面倒なので郵送してもらい、サインして返送しました。きょうには着くでしょう。

姉とは1~2年、会っていません。別に仲が悪いというわけでなく、単に用がないからです。「肉親なのにそんなもん?」と思われるかもしれませんが、同性であればともかく、姉と弟はこんなものです。

両親は70歳を超えたものの、まだまだ元気です。ただ、姉や私よりは先に亡くなるはずで、そうなると姉が唯一の肉親になります。今後、もっと密に連絡を取り合わないといけないと思っています。

同意書へのサインを頼まれたことで、肉親や親族、家族というものをあらためて考えさせられました。日々の仕事という、目先のことに追われてばかりですが、もう少し先を考えないといけない年齢になったと痛感します。

そうはいっても、毎日生きていくだけで精一杯なロスジェネのきょうこの頃です。