クールビズ
新卒の就職活動時、クールビズという言葉はなかったものの、真夏のノーネクタイがちらほらと目につき始めたころでした。ただ、世間の大半は「ノーネクタイなどけしからん！」という空気です。
応募したとある企業の二次選考で、クールビズに賛成派と反対派に分かれてディスカッションするというものがありました。分けるのは採用担当者で、私は反対派に振り分けられました。
- 重要なのは清潔感で、スーツ姿にネクタイでも汗をダラダラと流していては不快感を与える
- カッチリしながらも汗を見せないという気遣いができなければ
- ネクタイを締めていないぐらいで相手を判断するのはいかがなものか
…等々、さまざまな意見が出ました。賛成派に分けられたから仕方なく屁理屈を言っているものの、本当は反対派なのだろうと思いつつ、最後に私がキラーワードを言ってしまいました。
「じゃあ、何でいま、ネクタイしてスーツ着てるの？そうじゃないと失礼だと思ってるからじゃないの？クールビズに賛成ならネクタイ外していいんじゃない？いま暑いし」
これで誰も何も言えなくなり、ディスカッション終了でした。ちなみに、この二次選考は通過したものの、次の最終選考でお祈りメールをいただきました。チッ。
クールビズが浸透したいまでも、ネクタイをきちんと締め、ジャケットをはおったサラリーマンを見かけます。会社の命令なのか、本人のポリシーなのか、とにかく頭が下がります。
すっかり内勤に染まった私はいまやユニクロ様のお世話になりっぱなしです。上はエアリズムの肌着、下は感動パンツです。いや、ホントに感動するほどの履き心地です。
サラリーマンの皆さま、今年の夏も猛暑になるようですので、服装など考えてお互いにがんばりましょう。
