電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

望んでいた形

2月からボスが替わり、しかも新しいボスは某大手広告代理店D社出身の超絶仕事ができる人で、次から次へと制作案件を獲得してくるので、編集部隊はてんやわんやです。

オフィスにいる時間はそれほど長くありませんが、行き帰りの京急の中でも、自宅に帰っても、休日も、頭の中は仕事のことでいっぱいで、常に何かに追い立てられている気がします。

望んでいた形

「でもこれが望んでた形なんでしょ?」― 彼女に言われました。そのとおり、まだ前の会社にいた1年前、自分がいままで培ってきたスキルを活かした仕事をしたくてたまりませんでした。

恐怖を感じていた、ともいえます。

私は超就職氷河期世代です。現状がずっと続くなど信じられるわけもなく、会社は自分を守ってくれるなど思えるわけもなく、自分の身は自分で守るのが鉄則です。

一朝一夕では身につかないスキルがあって、専門性があって、自分の替わりはそうそういない、ということを周囲に示し続けなければすぐにクビになるという恐怖心に常に襲われています。

終身雇用

「終身雇用」という言葉が最近のトレンドですが、私は社会に出てから終身雇用など1度も考えたことがありません。数年先の未来さえまったく想像できないほどです。

周囲もみんな24時間365日仕事している、休日だからと素直に休んでいるとあっと言う間に不要になる ― 恐怖心が常につきまとうため、土曜日でも自宅で仕事しています。

きょうから6月で、どんどん暑くなります。暑くなるとさっぱりしたものや酸っぱいものを食べたくなるものです。子どものころは苦手だったトコロテンがいまや好物です。

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三杯酢をドバドバとかけ、辛子をぐりぐりとまぜ、口いっぱいに流し込み、ゴホゴホと三杯酢と辛子にむせて、鼻水やら涙やらを流しながら食するのが正しいトコロテンの食べ方だと思うわけです。

24時間働くゼ!