電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

多種多様な価値観は受け入れられているか

高校時代に想像していた将来の自分といまの自分は同じか?

何だか厨二病のような書き出しですが、高校時代からの付き合いの親友と飲んだとき、話題に上ったことです。意図せずしてハモった即答は“No”です。

そもそも、お互いに40代になったときのことなど想像できていませんでした。ただ、何となくサラリーマンは嫌だと尾崎豊を聞きながら思っていたものです(恥ずかしい)。

しかし、親友は某一部上場企業の人事課長になり、私は外資系企業で働いています。「結婚するとは思わなかった」と言う親友の子どもは4月から小学生です。

産めよ、殖やせよ

世間が改元祝いムード一色の5月1日、軽い二日酔いでテレビを見るともなく見ていましたが、令和婚や令和初出産、それに関連したゼクシィやたまひよクラブのCMが目につきました。

どの放送局も同じような内容で、令和になった瞬間に入籍するために4月30日の23時過ぎに区役所に向かうカップルの映像で私はとどめを刺されました。

他所様が幸せになることは喜ばしいことだと思いますが、公共の電波でそれを繰り返し繰り返し放送するのは「?」と思ったわけです。「産めよ、殖やせよ」と暗に言われているようで。

多種多様な価値観を受け入れるべきという意見を耳にするようになりましたが、やはり根っこには男女が結婚して子どもを育てるべきという昔からの考えがあるのかと思いました。

色んな考え方

もちろん、それはそれで良いと思いますが、そうでない人生を否定するような空気は良くないと思うわけです。結婚してなくても別によくね?

「我ながらひねくれてるなあ」と思っていたら、同じことを思った方を見つけました。さすがうららさん、気が合いますな。

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世の中には色んな人がいて、その分だけ色んな考え方がある ― 陳腐な言葉ですが、これに尽きます。一昔前に比べればずいぶん寛容になったのかもしれませんが。