電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

「いきます」と「ゆきます」

これから整理してゆき、今後は添付PDFのルールに沿って運用してゆきます。

きょうは言葉遣いでガマンできないほど反応してしまうことが2度もありました。社内メールですが「“ゆく”じゃなくて“いく”だろ」とモニターに向かってツッコミを入れました。

実はこれ、正しいのは「ゆく」です。「行き」「行く」はもともと「ゆき」「ゆく」の発音で読まれていました。司馬遼太郎の『竜馬がゆく』といった具合です。

ただ、現代においては「いき」「いく」という発音が一般的で、ビジネスメールでもこのように書かれます。いま「ゆ」で発音するのはあえてそうするもので「逝き、逝く」ぐらいでしょうか。

世の中のほとんどのビジネスパーソンは「いきます」を当たり前だと思っているでしょうし、本来は「ゆきます」が正しいと知っている上で現代は「いきます」が一般的と分かっている人は滅多にいないはずです。

口頭で話すときは「ゆ」でもそれほど違和感がありませんが、メールなど文章で「ゆきます」と書かれると間違いだと思う人がいまはたくさんいます。あえて「ゆ」と書く必要性はありません。

ここ最近、疲れが溜まっているせいか、悪い方向で神経が過敏になっていて、無意識的に他人のあらを探すようになっています。週末はスーパー銭湯にでもゆこうか、いや、いこうか。