電車の中の恋人

悠々自適なアラフォー独身貴族の日常

紙媒体の可能性

「いつもみんなで回し読みしていますし、次号のテーマを楽しみにしているんですよ」― 紙媒体を制作していて良かったと思います。

紙媒体の良さの1つに回し読みや回覧が容易であるということが挙げられます。コピーガードが厳しい電子媒体では難しいことです。

回し読みにも限度がありますが、まず多くの人の目に触れることが重要であり、そのためには紙媒体が最適ではないかと思います。

学生時代、仲間同士でお金を出し合い、刊行冊数も少なく高価な論文集を海外から取り寄せ、みんなで貪るように読んだことがありました。

「1人一冊ずつ買わないと著者に失礼じゃないか」という意見があるかもしれませんが、1人一冊ずつ買えるほど印刷されていない書籍があります。

特に学術書や専門書は売れるかどうか分からないので、版元も自分たちが損をしないギリギリの部数で刊行するものです。その結果、複数人で一冊となるわけです。

きょうは年4回のペースで発行している自社媒体の取材で遠路はるばる北九州まで行ってきました。

「これのおかげでみんなで情報を共有できています」とも言ってもらいました。私が思い描く紙媒体の理想型の1つです。

私が子どものころは電子媒体などなく、誰かが「ねぇ、これ読んだ?」と紹介し、情報が広がっていきました。大抵、ジャンプかコロコロコミックでしたが。

インターネットを介した情報の共有は速度面で絶大な効果がありますし、それが好影響を及ぼしていることは否定しません。ただ、情報の表面しか見ていないことも否めません。

高速で広く浅く、一方で時間がかかる上に狭く、でも深く。得る情報の種類によって良し悪しがあります。どちらが良いか一概には言えません。

ただ、紙媒体にも良さがあるとあらためて思いました。私は紙媒体を全否定されて転職する羽目になったわけですから。

大変ですが、まあ悪くない仕事ができているかと思いますし、これはとても幸せなことなのかもしれません。

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横浜の自宅を7時前に出て、ギリギリ日付が変わる前に帰宅できました…といっても1秒なので“目くそ鼻くそを笑う”状態ですが。

あす(日付変わってきょう)はのんびりと出社しようかと思っていましたが、9時30分から重要なミーティングが入っていたことを思い出しました。

「こんなにがんばってるんだから、誰か好きになってくれないかなあ」と思うのですが、それはまた別のお話(涙)。