電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

禁煙外来を受診する

23年間連れ添ってきた相棒とのお別れに少しセンチメンタルになっていますが、禁煙の決意は揺らぎません。好きになった女の子がタバコ嫌いであれば禁煙は当然です。

わざわざ休日に出かけたくなく、仕事の休憩時間中にさっと済ませたいので、オフィス近くの病院にしました。時間に融通が利く編集という仕事だからできることですが。

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禁煙治療に健康保険が適用されるにはいくつかの条件がありますが、私は軽くクリアしています(威張るな)。検査や問診を受け「チャンピックス」という飲み薬を処方されました。

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タバコを吸いたくなるのは、タバコに含まれるニコチンが脳神経のニコチン受容体なるものに結合し、それによってドパミン(ドーパミン)が放出されて快感を得られるからです。

チャンピックスはニコチンとニコチン受容体の結合を妨げることでタバコの満足感を抑え、それと同時に自身が結合することで少量のドパミンを放出して快感を得させてくれる…らしいです。

詳しいことはよく分かりませんが、要はチャンピックスを飲むとタバコを吸いたくなくなり、たまに吸っても美味いと感じなくなるということです。そんなに上手くいくのかどうか、実は半信半疑です。

今日から3日間は弱めのものを1日1回、4日目から1日2回、この間はまだタバコを吸ってもよいことになっています。8日目から強めのものを1日2回服用し、完全禁煙を始め、12週間服用します。

そして初診から2週間後と4週間後、8週間後、12週間後の計5回の診察を受けます。隠れてこっそり吸ったとしても診察のたびに呼気内の一酸化炭素濃度を測定するのでバレます。

禁煙に不安を感じると同時に「本当に吸いたくなくなるのか?不味いと感じるのか?」を身をもって調べてみたくてワクワクしています。心と身体にどんな変化が現れるのか。

ちなみに病院での診察が1,740円、薬が2,060円で、計3,800円でした。保険適用なので3割負担です。残る4回の診察と薬の処方がありますが、タバコを吸い続ける費用に比べたら安いものです。

がんばります。