電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

もう少しがんばってみる

「これにて校了といたしますので、進行していただきますようお願いいたします」

11時58分に校了を伝えました。きょうの12時が絶対と言われていて、ギリギリ間に合った形です。今朝は京急が大幅に遅れ、出社が遅くなったので焦りましたが、とりあえず一安心です。

スタッフレベルだったこれまでは自分の担当案件のみに注力していればよかったのですが、プレイングマネジャーとして採用されたのでチームメンバーの案件にも目を通さなければなりません。

当たり前のことですが、それぞれの力量には差があります。入社して1か月が経ち、赤字の入れ方の癖や見落としがちな部分など、それぞれの個性を把握できてきました。

目を通した後にそこをアドバイスすることでそれぞれの力量が底上げされ、同時に制作物の質が高い位置で平準化されます。もちろんすぐには無理ですが、3か月も経てば効果が出てくるはずです。

「○○さんに担当してもらいたいんだけど」と指名されることは喜ばしいことです。ただ、その理由が他のメンバーだと質が低いからということだったら悲しくなります。

1人で担当できる業務量は限られるので、誰が担当しても高品質となるよう、編集部の底上げと平準化は重要な課題です。明日以降は次の校了まで少し時間があるのであれこれと考えます。

今朝の京急の遅れは、併走するJRで人身事故が発生し、振替輸送を受託したことによる混雑が原因です。車内放送をよくよく聞いてみると、人身事故が発生したのは何と横浜駅だったようです。

長くはありませんが、決して短いともいえないこれまでの人生、私自身、死にたいと思ったことが何度かあります。昔から思い詰める性格なので、色々と疲れます。

人生に良いことなどなかなかありません。いまは運良く好転していますが、ここ1年半は悔しく辛い思い出ばかりです。まだ踏みとどまっていますが、ふと、一線を越える日がくるような気持ちになることがあります。

ただ、いまはもう少しだけがんばってみようと思っています。