電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

楽をしていては何もできない

「7月8日の誕生日までとりあえず1か月ちょっとやってみよう」とふと思い立ち、6月1日にダイエットを始めました。完全に在宅勤務に移行した4月中旬ごろから1日おきぐらいのペースでウォーキングしたり、たまに軽くランニングしたりしていましたが、6月1日から本格的に始めたわけです。

禁煙してからもうすぐ2年になります。自分に禁煙は絶対に無理だと思い込んでいましたが、いざ始めてみると負けず嫌いの性格が幸いし、やっぱりできなかったのかと言われるのが嫌で吸魔と戦い続けてきました。もし、いま吸おうとしても、ひとくち吸い込んだ瞬間にむせて吸えないと思いますが、それでもたまに吸いたいと思ってしまう自分がいます。

私は禁煙外来に通い、3か月間、禁煙補助薬(チャンピックス)を飲みました。しかし、私には効果がなかったようで、吸いたい気持ちがまったく収まりませんでした。禁煙補助薬を飲み始めてから1本も吸いませんでしたが、きっと以前と変わらず美味いと感じたのではないかと思っています。

私が禁煙を続けていられる理由は気合いと根性です。いまだに襲ってくる睡魔の誘惑に対し、文字どおり歯を食いしばってガマンしています。禁煙補助薬は合う人には効果があるようですので否定しません。私はたまたま合わなかっただけ。ただ「これを読めばやめられる」といった、いとも簡単に禁煙できるようなものは信じていません。私の経験上、禁煙はひたすらガマンすることでしか続きません。

ダイエットもこれと同じで「これを飲むだけ」「1日5分だけ」「ツボを押すだけ」といった、○○するだけで簡単に痩せるというのは信じません。これらはあくまでも補助に過ぎず、キツい食事制限と運動でしか痩せることはできないと思っています。

6月1日からの2か月半で7キロ痩せましたが、鯖缶や豚肉、鶏肉を中心に、1日2~3杯のプロテインを飲み、野菜や果物を摂って1日1,000~1,100kcalぐらいに収め、筋トレや8~10キロのランニングをずっと続けています。正直言ってめちゃくちゃキツいですし、もっと上手なやり方もあるのかもしれませんが、結局のところ、歯を食いしばりながら汗水流さなければ痩せないと私は思っています。

これは禁煙やダイエットだけでなく、仕事などにもいえることで、何かをやろうと思ったら努力しなければなりません。楽をしていては何もできないというのが持論です。