電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

温度差

どうしても出社しなければならない用事があり、10日ぶりに電車に乗って都心まで出かけましたが、思っていた以上に人がいませんでした。何だかんだで通常と変わらず毎日出社している人ばかりだと思っていましたが。

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ふだんであればすれ違うのも気を遣うぐらいの人混みのターミナル駅ですが、気合いを入れれば目視で数えられるぐらいの人しか歩いていません。昨年の台風上陸時でもたくさんの人がいたのに。

東京や神奈川などにきょう、緊急事態宣言が出されました。ニュース番組で報じられているように、特に何も変わりません。電車は動きますし、スーパーやコンビニも営業します。外を出歩いて逮捕されることもありません。

ただ、心理的な圧というか、「これはちょっとヤバそうだ」と人々に感じさせるには効果があり、緊急事態宣言を発出したことは意義のあることだと思っています。少なくとも横浜に住み、都心で働く私には十分です。

このような現状を目の当たりにしないと伝わらないことはよく分かりますが、同じ日本なのに、若者の母親で富山に暮らす私の従姉妹は脳天気なLINEを送ってきます。「大変そうだねぇ。こっち来れば?」と。

都心から地方へ移動することも絶対に控えなければならないことの1つです。若者自身も収束するまで絶対に富山には帰らないと言っているのですが、それがどうも伝わっていないようで、あちらからゴールデンウィークに遊びに来そうな勢いです。

若者の実家は隣の家まで30メートルみたいな田舎で、意識しなくともソーシャルディスタンスが実行されているようなところですし、車移動が基本なので都心の電車の様子を知りません。温度差も仕方ありません。

私は明日からまたしばし引きこもります。