電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

喫煙者の皆さま、茹でガエルとなることなかれ

改正健康増進法の全面施行まで1か月を切りました。原則として屋内全面禁煙となり、喫煙者にとってさらに肩身が狭い世の中になる見込みです。今年も来年も、再来年も、たばこ税の増税によってたばこの値段が上がります。気付いたら茹でガエルとならないようお気をつけください。

学生時代のサークルの先輩と後輩の3人で先日飲んできましたが、学生時代は3人ともヘビースモーカーでした。それが先輩は10年以上前にやめ、私は1年半前にやめ、後輩は加熱式(IQOS)をまだ吸っていました。2人とも、私がやめたことにびっくり仰天でした。

学生時代はたばこが安く、しかもあちこちで吸えたので、1日2箱ぐらい吸っていました。酒を飲むと3箱、4箱になることもあり、2人にとって「ずずず=たばこ」なわけです。私自身、やめようと思っていませんでしたし、彼女に言われなければいまでも吸っていたと思います。

先日のお店は30席ぐらいの居酒屋で、全席喫煙可でした。私は嫌煙家になったわけではないので、後輩や隣のテーブルで吸われても気になりませんでしたが、吸わない人にとっては辛い環境だったと思います。キレイな刺し盛りに煙が触れる図はあまり良いものではありません。

ただ、改正健康増進法はイマイチ分かりにくく、しかも施行前のいまとそれほど差がありません。端的に言えば「飲み食いしながら吸えなくなる」ですが、それはいまもかなり進んでいますし、お目こぼしになるお店も変わらず「意外と吸えるじゃん」というのが本音です。

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国はたばこ税の税収がないと厳しいので、たばこは売り続けます。しかし、世の中に良い顔をしたいので、増税したり法律を変えたりして、喫煙者を都合良く扱っています。喫煙者、国にここまで馬鹿にされ、搾取され、虐げられていいのか?

私が禁煙したのは彼女に言われたことが一番の理由ですが、国に振り回され続けるのが馬鹿馬鹿しくなったこともあります。こんなにひどい扱いを受けながら税金を納める気にはなれません。みんながこう思って、喫煙者がゼロになったらどうなるのか見てみたいところです。

喫煙者に対し、たばこをやめろと言うつもりはありません。ただ、ここまでされても納税するのはいかがなものかと思うわけです。禁煙は死ぬほど辛いですが、私でも続いているので、誰でも何とかなると思います。さあ、レッツ禁煙!