伊勢佐木モールとひじき煮
先月から土日は常に雨だった気がしますが、きょうの横浜はスカッと快晴でした。この季節は本来、とても気持ち良いはずなのに、台風やら秋雨前線やらのせいで気分も沈みがち。こんなときはのんびりとお散歩です。
書籍編集者でなくなったとはいえ、書店の売れ筋は定期的にチェックしています。文芸書や実用書、ビジネス書、文庫、新書、専門書など、平積みされているタイトルを見るだけで世の中の流れが何となく分かります。神奈川県民の心のオアシス・有隣堂は相変わらず良い品揃えです。
伊勢佐木モールと言えば、かつては横浜で一番の繁華街かつ流行発信地でした。しかし、いまはごく普通の商店街になっています。以前の横浜松坂屋も建物の一部を残しつつどこにでもあるチェーン店の集まりになりました。
ゆずがデビュー前にストリートライブをやっていたのがここです。そのころはまだ実家暮らしだったのでリアルタイムで見たことはありません。通りすがりの人の足を止めるのがいかに難しいかよく分かるだけに、ゆずのすごさを実感します。
ゆずの活躍をきっかけに作られたライブハウスです。「CROSS STREET」という名前はゆずが付け、名誉館長も務めているそうです。私のバンドも先月、ここでライブをやるはずでしたが、台風直撃で中止という。
無名時代の矢沢永吉が出演していた「ピーナッツ」というディスコや、ジャズ好きには有名な「モカンボ」というナイトクラブ、そのほか映画館や芝居小屋、寄席もたくさんあったそうです。きっと良い意味でカオスだったのだろう、と。
ずずず家の常備菜の1つ、ひじき煮がなくなったので作りました。母親が作るひじき煮はなぜかいつもちくわが入っていて、それ以外に人参や豆などの具が一切ないという潔さ。そして、私が作るひじき煮もそうなっています。
明日は何をしようかな。