電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

深夜食堂

ここ最近、どうも寝付きが悪くて、酒を飲んでも薬を飲んでも眠れず、ついダラダラとYouTubeやAmazon Prime Videoを見てしまっているのですが、昨夜はたまたま表示された『深夜食堂』に見入ってしまいました。

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私の家のすぐ近く、横浜・野毛には「阿武茶"」というリアル深夜食堂があります。営業時間は午前3時ごろ~午前8時ごろ、お客さんの入りによって早めに閉まることはありますが、開店が午前3時から大きく変わることはまずありません。

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関内で新聞記者をやっていたころ、日付が変わるぐらいに翌日の朝刊を校了して、そのままみんなで繰り出し、野毛の居酒屋に行ったり福富町の外国人キャバクラで大騒ぎしたりした後、阿武茶"でトンテキを食べてそのまま出社して仕事するという無茶苦茶なことをよくやっていました。

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単に昔を懐かしいと思うだけならよいと思いますが、本気で過去に戻りたいと思うのは時間の無駄だと思っています。いくら願ったところで戻れるわけがありませんから。しかし、ごくたまに、このころに戻りたいと思ってしまうのも事実です。

新聞記者として6~7年の経験を積んだ30代前半、気力・体力ともに満ち、上司にも先輩にも後輩にも恵まれ、みんなで良い紙面を作ろうという熱意にあふれていた時代です。会社人生でいちばん楽しい時期でした。

古巣の経営状況がどうやら本気でまずいようです。当時の仲間や同期の多くがすでに転職していますが、残っているメンバーもいます。とっとと逃げ出した私が何か言うのはおこがましいですし、そもそもできることなど何もありませんが、傍観しているだけというのも結構辛いものです。