下町のお祭り
明日から3日間、近所の神社のお祭りです。今年は奇数年ごとの本祭に当たり、大小40基以上の町内神輿が周辺を練り歩きます。いま帰ってくるとき、神社は献灯で囲まれていました。
私が住んでいるところは横浜市内でも下町で、古くからの住民が多く、町内会の繋がりも密です。氏神様のお祭りは毎年、盛大に開かれ、町内会の人々のテンションが上がります。
私の実家は新興住宅地だったせいか、自治会活動はありましたが、古くからの地主的な人はおらず、大きなお祭りはありませんでした。せいぜい、盆踊りぐらい。
いまの場所に住んでいるのは、この下町の雰囲気が好きということも理由の1つです。少し歩けば曙町という風俗街があったり、黄金町というかつての魔窟があったり、治安が良いとはいえません。
ただ、だからこその濃い空気というか、港北ニュータウンの表面的な薄い空気とは違う熱気のようなものがあり、慣れてしまうとここを離れがたくなります。
古くからの住民でなく、新参者の私は、神輿に参加させてもらえませんが、それを眺めながらビールを飲むのが楽しみです。