電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

少しずつ変わっている証拠

8日(日)の夜にはすでに「明日は在宅勤務にします。よろぴく♪」とメールしていた軟弱者のずずずです。もっと言うと、ライブをやるお店に向かう前、家を出るとき(16時ごろ)にはメールしていました。

台風など自然災害による交通機関の麻痺と、それでも何とか会社に行こうと悪戦苦闘するサラリーマンの姿、そしてそれを社畜と揶揄する意見がすっかり恒例となりました。

しかし、このようなときだからこそ出社しないといけない仕事の方々がいます。分かりやすいところでは、医療機関だったり、消防だったり、自治体と災害協定を結んでいる建設業者だったり。

セキュリティが厳しくてPCを自宅に持って帰れない会社の方々や、PCを持って帰れてもオフィスにある紙資料を確認する必要がある方々もいるでしょう。仕事のやり方は人それぞれ、会社それぞれ異なります。

FMを聞いていたら、保育士さんからのメールが紹介されていました。こんなときでも出社しなければならない方々が子どもを預けるために休むわけにはいかないとのことでした。

考えもしませんでしたが、言われてみればそのとおりです。そもそも、その保育士さんも自分の子どもを保育園に預けて仕事に向かったとのことで、色々と連鎖しています。

言われなくてもよく分かっている、でも出社しないといけない方々がいるわけで、社畜と揶揄するのはイカンと思うわけです。ひどい目に遭うことが分かっているのに、誰も行きたいわけがありません。

ただ、少し前までは出社するのが当たり前、リモートワークなどなく、必死で出社する方々を揶揄する声はありませんでした。そういう声を耳にすることが、社会が少しずつ変わっている証拠なのかもしれません。

昨日、ひどい目に遭った皆さま、お疲れさまでした!