電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

転職から1年

昨年の8月1日からいまの会社で働き始めました。転職してからもう1年も経ったことに気付き、時間が流れるのは本当にあっと言う間だと痛感させられます。

転職して良かったと思っています。記者として文章を書いたり、編集者として媒体を制作したり、新しい企画を考えたり、私が好きなことをやらせてもらっています。

休みはカレンダー通り、有休は自分の業務の都合さえつけば自由、朝から大雨で気が向かないときは在宅勤務、それでいて給料は前職のほぼ倍になりました。

こう聞くとまさに天国で、みんなこぞって転職したいと思うかもしれませんが、鬼の外資です。定年までいられると思っていませんし、数年先すら分かりません。

会社はこちらが思っている以上に簡単にクビにします。直接的にクビと言われなくとも、もうガマンできずに辞めざるをえない状況に追い込んでくることもあります。

「いまクビになったらどうしようか」といつも考えています。スキルを磨かなければならないと思っていますが、現状ではまだ1人の力で生き抜いていけるだけのものはありません。

まだ何とか組織にいられる数年のうちにある程度のものを身につけておかないといけない、と常に追い立てられています。明日は大丈夫か、恐怖心でいっぱいです。

人に認められたい、金をたくさん稼ぎたい、やりがいを持って働きたい ― 私はワガママな人間です。ワガママを言うからには努力しなければなりません。

明日から8月。気付けば今年も残りわずかです。とりあえず1年後、クビになることなく、ビールを飲みながらこうして静かにブログを更新できたらいいな、と思っています。