電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

恋とマシンガン

社内でバンドを組んでいる人たちがいるという噂は小耳に挟んでいましたが、誰に聞いたのか、私がバンドを組んでいる&ベーシストということを知られたのが3月末。

「ベースが退職してしまったので、お願いできないでしょうか」と頼まれてから、きょうまで音沙汰無しだったのですが、きょういきなりメールが飛んできました。

「とりあえず、フリッパーズ・ギターの『恋とマシンガン』をやることになりましたのでお願いします!」

マテ!

ものすごく懐かしいとか良い曲だとか思う以前に“とりあえず”でやるような曲ではありません。メロディやリズム、コード進行は思いっ切りジャズで難しいのです。

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いや、でも大好きだった曲なので、やってみたいという気持ちがふつふつと。いまのバンドではまずやらない(やれない)はずなので。ただ、相手のレベルを知らないところに一抹の不安が。

30代だったらまだ分かるかもしれませんが、20代は分からないでしょう。かつて“渋谷系”というムーブメントがあったことを。フリッパーズ・ギターはその最前線でした。

このへんを書き始めると超絶長くなるので控えますが、あらためて聴いてみるとメロディ、リズム、コード進行、コードの使い方、和声の響きが素晴らしく、29年前に発表された曲とは思えません。

しかも、歌詞が良いです。

真夜中のマシンガンで
君のハートも撃ち抜けるさ

明け方でもダメ、昼間でもダメ、夕方でもダメ、深夜でもダメ、“真夜中”だから良いのです。このへんはセンスでしょう。

ただ、

帽子の頭文字から
部屋番号を探しだした

というのは、いまの時代だとNGかも。

いずれにしても、どこまで本気なのか分かりませんが、必死に練習しないとマズいです。しかも、本気でやるならやっぱりアップライトを弾かないと(エレクトリックですが)。

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