家庭の焼き餃子
「餃子食いてぇ」― 似たような小籠包を食べたばかりですが、洗練されたものでなく、ニンニクたっぷりの家庭の餃子を食べたくなりました。
ブログ友達のうららさんからリクエストいただいていましたし、暑い日が続くので肉と野菜をたっぷり摂ってスタミナをつけなければなりません。
作ります。
合い挽き肉とキャベツ、ニンニク、ショウガ、ニラという一般的なものに加え、今回はニラの代わりにシソを入れた2種類を作ります。私の餃子は、夏はキャベツ、冬は白菜です。理由は簡単、安いから。
ニラをみじん切りにします。
ショウガをみじん切りにします。
ニンニクをみじん切りにします。
シソをみじん切りにします。
キャベツは量が多いので横着してフードプロセッサーでみじん切りにします。キャベツには塩を振り、混ぜるときに軽く水を切ります。野菜の水分は焼いたときの肉の水分になるので、水を切りすぎるとジューシーになりません。
肉に醤油と酒、オイスターソース、昆布出汁、ごま油を入れて粘りが出るまでこねます。以前は昆布出汁ではなく鶏ガラスープの素やウェイパー(中華スープの素)を入れていましたが、昆布出汁に落ち着きました。
ニラを入れた一般的なタネと、シソを入れたタネです。まず肉をこねたのは、初めから野菜を入れてこねると水分が出てベチャッとした仕上がりになるからです。
包みます。餃子を上手く包めないという人が多くいますが、理由は簡単、タネが多すぎるのです。皮の大きさにもよりますが「ちょっと少ないかな?」というぐらいがちょうどよいです。
包みました。今回は50個、作りました。
焼いていきます。実は最近、鉄のフライパンを使っています。使い始めの数回は焦げつくなど失敗しましたが、いまではコツをつかみ、目玉焼きもキレイに焼けるようになりました。
差し水し、フタをして5分ほど蒸し焼きにします。このとき、フライパンの温度が下がるのを防ぐため、水ではなく熱湯を入れます。
蓋を取り、水分を飛ばします。
自分が自宅で食べるだけなので羽根などつけません。ニラを入れたほうは定番の味、シソを入れたほうは爽やかな味です。どちらも美味しくできました。
「ニンニクとニラをこんなに食って、口が臭いだろうなあ」と思いましたが、明日はキスをする予定もありません。私はキスよりも餃子を美味しく食べられる喜びを選びます。
だ、誰か涙を拭くハンカチを…。