電車の中の恋人

悠々自適なアラフォー独身貴族の日常

贅沢

きょうは会社を休みました。

久しぶりに偏頭痛がきたということもありますが、昨日からのモチベーションの低下を引きずっているせいもあります。いつからこんなことで休むような人間になってしまったのか。

新聞記者時代は当日に休むことなどありませんでした。風邪を引こうが偏頭痛に襲われようが、祖父母が亡くなろうが、文字通り駆け回っていました。

父方の祖父母が亡くなったときのお通夜など一般の弔問客と同じように焼香しただけですぐに仕事に戻りました。重要な記者会見があり、どうしても代わりがいなかったからです。

母方の祖父母が亡くなったときはそもそも出席しませんでした。富山県だったので1~2泊しなければなりませんが、丸1日も空けることなどできなかったからです。

転職しても書籍の制作を担当していたころはなかなか休めませんでした。1人で進めるという仕事上の性質もありますが、やはり自分にしかできない仕事があったからです。

書籍編集部がなくなって異動して以降、私の業務は誰でもできるものになりました。バックアップ体制を整えておくことは重要ですが、現状はそのようなものではありません。

「別にいなくてもいいんだけど、いるなら仕事を振れるから、その分で別の仕事ができてラッキー」という程度のものです。そう、別にいなくてもよいのです。

このような状態になってから1年と少しです。これ以外の10年以上のサラリーマン生活は常に必要とされていたことは幸せなことなのでしょう。山あり谷ありが当たり前なのに、これまではずっと山の頂上にいられたわけですから。

ずっと谷底でもがいている人も少なくありません。そのような人から見れば贅沢な悩みだと思われるでしょうし、そもそもいまの状態も谷底に見えないでしょう。

モテたい、金持ちになりたい、有名になりたい…人の欲望にはキリがなく、どれも贅沢と思われがちです。しかし、自分だけの仕事をしたいと思ってしまう私は誰よりも贅沢なのかもしれません。