電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

すし詰めの京急

朝の京急の混雑が大変なことになっています。

春休みだった新社会人が一斉に動き出したからか、異動や引っ越しで通勤経路が変わって新たに京急を利用する人が増えたのか、他にも理由はあると思いますが、とにかくすし詰め状態です。

私は比較的、早い段階で乗るため、座れなくとも網棚にカバンを置き、手すりを確保していますが、後から乗ってくる人々は押されたり足を踏まれたりしているようです。

通勤・通学の経路が変わり、初めて利用する電車で毎朝一緒になり、男女問わず好きになってしまう人もいるかもしれません。春は出会いの季節です。

私はこんな想いを2度としたくないため、電車の時間を変えてからは極力、周囲の人々を見ないようにしていますし、同じ顔ぶれを覚えてしまわないよう、定期的に時間や乗車位置を変えています。

朝の5分はとても貴重です。ふだんの1本前の電車に乗るために5分早く家を出るのは大変ですし、乗り換えに便利な乗車位置からずらすのも面倒くさいです。

誰かを好きになっても想いが届くことなど少ないですし、それなら最初から誰も好きにならないほうが楽です。寂しい考え方と思われるでしょうけど、こんな想いをすることになるよりはマシなのです。