電車の中の恋人

通勤電車で一緒になる女性に恋して散ったブサメンの日常

妬み

「やっぱりお前はすごいな。いますぐ現役復帰できると思う。卒業してからもずっと研究を続けてきたのか?」

以前にも書いたとおり、学生時代の同期に頼まれて、いま論文を書いています。少しだけでよいから読ませてほしいと言われたので見せたところ、冒頭の返事がありました。

wakabkx.hatenadiary.jp彼は誰かをけなすということが絶対にありません。学部生のつたないレポートでも良いところを見つけ出して褒めるため、彼は学生に人気だそうです。

もし、私があのとき大学院に合格し、そのまま研究者への道を歩んでいたら、きっと彼のようにはなれなかったと思います。

もちろん表には出しませんでしたが、彼を含めて成績が良くない同級生を心のどこかで見下していました。大学院入試に失敗したときも「何であいつが」と同級生たちを妬みました。

彼からの返事もそのまま素直に受け取ればよいと頭で分かっているのですが「お前にオレの何が分かる」と思ってしまいます。

妬みとは人間の中で最も醜い感情の1つだと思います。この感情を克服することが私の目標であり、常に意識していますが、気づけば妬みが大きくなっていることばかりです。

理性と感情のせめぎ合い ― いっそのこと感情に流されるままになれたほうが楽だと思うのですが、理性とは厄介なものなのです。