指示代名詞
新幹線の切符を買い忘れました。
大阪出張は明後日なので、明日の帰りに買っても十分、間に合うのですが、今日の帰りに買おうと思っていたことを忘れたことがショックです。
職場で同い年の同僚と話しているとお互いに“あれ”“それ”という指示代名詞が増えてきて、それでも何とか通じることに笑い合っています。
先日はインタビューに同行して入館証をもらった直後、同僚が無意識にカバンに入れてしまい「あれどこやったっけ、あれ!」と大騒ぎしていました。
「さっきカバンに入れたでしょ」と“あれ”が何かすぐに分かる私もあれですが、メガネをおでこに掛けたまま「メガネどこ!」と大騒ぎしているような図に爆笑しました。
ただ、このようにネタにして笑っていられるうちはまだよくて、これがいずれ笑えなくなるわけです。老いは必ずやってくるので、備えておかなければなりません。
前の会社では出張の際、会社が切符などを用意してくれましたが、いまは自分で調達して後から経費精算しています。
健康診断も会社がすべてセッティングしてくれて、指示された日時に身体1つで行けばそれで済みました。費用もすでに精算済みでしたし。
しかし、いまは予約から精算まですべて自分で手続きした上で、後から経費精算です。これがとても面倒で、実は数年間、健康診断を受けていません。
労働安全衛生法において、企業は労働者に健康診断を受けさせる義務を負っているのですが、受けたと報告させられることもないので、受けなくとも何も言われません。
前の会社といまの会社、どちらが一般的なのかよく分かりませんが、外資系における人事とは日系におけるそれとずいぶん違うと実感しています。
私の肝臓はいまどうなっているのか。最後に健康診断を受けた数年前の時点でフォアグラで酒を控えるようにと強めに言われていましたが、控えるどころか増えています。
まあ、お独り様だから別にいっか。