電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

独り身

バンドは難しい…いや、バンドに限らず、複数人で1つのものを作り上げることはとても難しいものです。

中学や高校から、大学のサークルからずっと一緒というバンドがあります。いまパッと思いついたのがASIAN KUNG-FU GENERATIONです。

彼らがまだメジャーデビュー前、横浜のライブハウスで対バンという形で同じステージに立ったことがあります。あれから早○年、よく続いていると思います。

もちろん、24時間365日ずっと一緒にいるわけではありません。個々人で別のミュージシャンと一緒にやったり、音楽以外の活動をしたりしています。

しかし、それにしても集まるべきときには集まって1つのものを作り上げていること、作り上げられていることを尊敬します。

当たり前ですが、自分は自分でしかなく、自分以外はみんな他人であり、他人のことを完全に理解することなど不可能です。

そして人はみんな自分の考えが正しいと思ってしまうものです。「自分はこう思っていて、これが最善なのに、何で向こうはこう思わないのだろう」と。

例えば、バンドであれば、それが表面化してくると解散に至るわけです。いわゆる“方向性の違い”というやつです。

そう考えると、夫婦というものはすごいと思います。赤の他人と一緒の空間でずっと暮らし続けることはとても難しいはずです。

「お気楽な独り身のくせに分かったようなことを言うな」と言われるかもしれませんが、私は純粋に尊敬しています。

私は好んで独り身でいるわけではないのですよ。女性を好きになっても想いが届かず、気づいたら独り身になっているだけですよ。ブサイクだから。

今夜はさすがに夜遊びしていません。そもそも、昨日も一昨日も、昼間は自宅で仕事をして、その後に夜遊びに出かけました。

独りは嫌い、できれば誰かと一緒にいたいのです。