電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

偽善者

「かっこつけてるんじゃねーよ、ばーか。偽善者氏ね」(原文ママ

午前中からいつになくアクセス数が増えていて「またどこかに晒されているのかも」と思っていたら、上記のようなメールが届きました。

また、同様の内容のコメントが4件きていました。ただ、コメントは承認制にしてあり、承認されないだろうと気付いてメールにしたのかもしれません。

いずれにしても大変ご苦労なことです。夏休みなのに他にやることがなく、お暇だったのでしょう。少しはストレスを発散できたでしょうか。

メールはもう少し書かれていたのですが、どうやら私がふみちゃんの幸せを毎日お願いしていることを偽善者だと感じたようです。

確かにそうかもしれません。ふみちゃんと一緒に並んで歩きたいですし、目がなくなる笑顔をいつも向けてほしいと思います。

ふみちゃんと一緒に通勤できたら、一緒に帰れたら。ふみちゃんに私のライブを観てもらえたら。ふみちゃんに私が作った料理を食べてもらえたら。

それを他の男が独占していると思うと呼吸できなくなるほど胸が苦しくなります。声を出せず、胸に爪を立ててガリガリとかきむしることもしばしばです。

しかし、想いが届くことはありませんし、そんなことは望むべくもありません。ブサイクは身の程を正しく知るべきです。

そうであれば仕方ありません。

ふみちゃんにはいつも目がなくなる笑顔でいてほしいと思っています。それをできるのが私ではなく、他の男であっても、ふみちゃんが幸せであれば構いません。

好きになった女の子が幸せでありますように、と願うことはそれほどおかしいと思わないのですが、偽善と思われても仕方ないのかもしれません。

強いて言えば、電車でいつも一緒になるだけで話したことすらない女性のことをここまで想うのはおかしいと思います。

何の情報もないので妄想が進み、美化しすぎているのかもしれません。いい年して恋に恋している状態などばかばかしいと自分でも思っています。

京急という個性的な路線だったせいもあるかもしれません。上手に説明できませんが、JRや東横線小田急線などではここまでの効果がなかったのではないかと思います。

格好をつけているわけではなく、そもそも深い考えなどありません。好きになった女の子にはいつも笑っていてほしい、ただそれだけです。

帰りにどこかで一杯ひっかけていきたくなってきました。まっすぐ家に帰ることが辛いときもあります。開いているお店、あるかな。