電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

シアトルから花見客

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「It's fantastic!」

シアトルからお偉いさんが来日しました。日本法人の体制変更に伴う各マネージャーとの面談や全社員との懇親会が目的と言われています。

今朝、空港に着いてそのままオフィスに来たとのことですが、彼のスケジュールを見てみると、きょうはミーティングが1つも設定されていません。

分刻みで動いている人なので、来日してから1分1秒も無駄にしないと思っていたのですが、きょうはオフのつもりでしょうか。それならホテルで休んでいればよいはずです。

そもそも、彼よりもっとお偉いさんが2月に来日したばかりなので、彼がわざわざいま、この時期に来日する理由が特に見当たりません。

まさか花見に来たのでは…。

そして、その予感は的中です。日本法人の秘書を案内役にして花見に出かけていきました。用意周到にも近くの料亭に特製弁当を予約していたそうです。

オフィスの近くには数本の桜の木が植わっているのですが、ほぼ満開になっています。確かにファンタスティックな光景で、シアトルからわざわざ来たくなる気持ちも分かります。

しかし、迎える側としてはお偉いさんが来日するとなるとあれこれと準備しないといけないのです。素直に「花見に行く」と言ってくれたほうが気が楽なのですが、言えるわけもないか。

少なくとも私の周りでは明日も誰もミーティングを設定されていません。まさか花見だけで帰るつもりではなかろうか。せっせとまとめた資料が。