電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

当たり前の日常がなくなったことによる小さなストレスの積み重ね

バンドメンバーの1人は公的な職業で、職務内容もどうしても在宅勤務ではできないものであるため、毎日のように出社していたところ、軽いうつ状態のような感じになり、それがきっかけだと思うのですが、ずっと体調不良に悩まされていたそうです。

それが昨夜、久しぶりにメンバーと顔を合わせ、モニターを通してですが酒を飲みながら趣味の音楽のことをあれこれ話したことが良い気分転換になったのか、今朝起きたら頭の鈍痛や身体の重さが解消され、久しぶりにすっきりと起きられたそうです。

在宅勤務で生活リズムを崩して心身の不調に陥るケースはかなり多いようですが、これまでどおり出社している人々も心身の不調、どちらかというと“心”の不調に陥っていることが多いようです。しかも、自分でも気付かないうちに少しずつ積み重なっています。

世間はテレワーク推奨といっているのになぜ自分は出社しているのか、なぜ満員電車に揺られているのか、これでは自分も感染するのではないか、いったい会社は何をやっているんだ…こういう小さなストレスが積もり積もるわけで、メンバーもこんな感じでした。

逆に気の置けない仲間と酒を飲みながら音楽の話をするという、これまでは当たり前と思っていたことが、実はとても大きな意味を持っていたことにも気付きました。私自身、今朝起きたときはいつもよりスッキリした気分でしたし。

週末に集まってリハやってライブやって終わったら酒を飲んでゲラゲラ笑いながら音楽の話をして…というかつての当たり前の日常が早く戻ってきてほしいものです。私はビールを飲みながらベランダガーデニングに勤しむという幸福な休日を過ごしているわけですが。

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