電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

コロナ前

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ようやく届きました。既に入金まで済んでいる地域もありますが、横浜市の規模を考えると早く届いたと感じます。幸いなことに、私は仕事量も給料も影響を受けず、新型コロナウイルス感染症の拡大前と変わっていないので、一刻を争う方々の手続きを優先してもらって構いません。

新型コロナ感染症拡大による営業自粛で、私の身近でライブバーが2軒、蕎麦屋が1軒、廃業になりました。蕎麦屋は大将が高齢でいつ廃業しようかという状況で、新型コロナ感染症による売上減が直接の原因ではありません。

また、ライブバー2軒も入居するビルが数年後に建て替えられることが決まっていたり、オーナーの家庭の事情だったり、やはり新型コロナ感染症の影響が直接の原因ではなく、きっかけの1つに過ぎません。

ただ、新型コロナ感染症がなかったらもう少し続けていた、例えば今年いっぱいなど自分なりに踏ん切りをつけ、キリの良いところで終えていたはずですが、その気力を奪ったことに変わりはありません。

特にライブバー2軒のうちの1軒はとても良くしてくれたお店で、私たち以外にもお世話になった人がたくさんいて、本来であれば閉店パーティーのようなものを開きたかったところですが、営業自粛下でそれもできませんでした。

コロナ前にはもう戻れない、などという話を聞きます。しかも、どうもネガティブな口調で話すのが「?」と思います。確かに、廃業してしまったお店はコロナ前のようにはいきませんが、1人ひとりの気の持ちようだと思うのです。

禁断の果実を口にしたアダムとイブでもあるまいに、自分がコロナ前に戻すと思えば戻せるはずです。また、場所を選ばない働き方が広まるなど、好影響もあるはずです。何でもかんでもネガティブに捉える必要はないはずです。

19日に東京の休業要請が全面解除になるようで、早速、ライブの出演依頼がきました。メンバーの都合で新型コロナ感染症がなかったとしてもライブを休止することになっていたので出演できませんが、観客として他のバンドのライブを観にいこうと思っています。

幸いにも私は収入面で影響を受けなかったので、10万円はこれまでお世話になったお店の支えになるように使うつもりです。