電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

喫煙者は自分で自分の首を絞めている

少年野球のコーチがグラウンドの片隅でタバコを吸っていて驚きました。

複数あるランニングコースのうち地元の運動公園を通るルートがあり、そこではいつも少年野球チームが練習していて、野球小僧だった子どものころを思い出しながらほのぼのしています。

今朝もそこまで走り、ストレッチしながらひと休みしていると、どこからともなくタバコのニオイが。禁煙した元喫煙者は非喫煙者以上にタバコのニオイに敏感になります。

なぜ誰も何も言わぬ?

辺りを見回すと何とまあユニフォーム姿のオッサンが携帯灰皿片手に紙巻きをふかしています。しかも、片隅とはいえグラウンド内で、エラーした子どもに怒鳴っています。

また、視界に入るところに父母など保護者がいます。公共のスポーツ施設、さらに小学生と思われる子どもの前のタバコは最も注意されるべきものですが、なぜ誰も何も言わないのか。

「すんませんが、ここでタバコ吸うのはやめませんか」― ガマンできず言ってしまいました。何だコイツは?といった目で私を見てから、タバコを消して無言で行ってしまいました。

嫌煙家ではない

きっと私のことを狂信的な嫌煙家と思ったでしょう。しかし、私は嫌煙家ではありません。タバコのニオイに敏感なのも「良い匂いだ。美味そうだ。吸いたいぜ」と思うからです。

グラウンド周辺に禁煙マークはありませんでしたが、いまや公共施設は禁煙が基本です。しかも、子どもの前で吸うなど、嫌煙家に攻撃のネタを与えているようなものです。

今後もタバコを吸い続けたいのであれば気を遣え、ということです。禁煙の場所で隠れてコソコソ吸うのは、自分で自分の首を絞めているようなものです。

禁煙したいと思うなら

ここ数日、禁煙に関するエントリーがよく見られていて、アクセス数が増加しています。元号が変わるという一大イベントに合わせて禁煙しようという人が多いのでしょうか。

もし、ほんの少しでも禁煙しようかと思っているのであれば、禁煙をオススメします。値段は上がるわ、吸う場所は減るわ、犯罪者扱いされるわ、良いことなど何もありません。

禁煙は死ぬほど辛いです。半年経ってもまだまだ吸いたいと思いますし、ツイッターでつながった禁煙仲間の皆さまも毎日、吸魔と悪戦苦闘しています。

タバコの有害成分よりも禁煙によるストレスのほうが健康に悪影響なのではないかと思うほどです。いまだに1日1回はタバコを吸いたくて吸いたくてたまらなくなります。

他者に悪影響

しかし、タバコが自身にも他者にも悪影響があるのは明らかなことです。受動喫煙で年○万人が亡くなっているというのは嘘っぱちだと思いますが、好影響でないことは確かだと思います。

自分はともかく他者、特にラブリーな彼女にまで悪影響を与えるようなものはさすがにもう吸えません。一生、吸わないでいてやるわ、このヤロー。

タバコは嗜好品です。嗜好とはアイデンティティでもあり、そこに文句を言うのはナンセンスだと思っています。だから私は嫌煙家になりません。実際、美味いし。

ただ、それを嫌だと言う人がいるので、もう少し気を遣うと共存できるのではないかと思うわけです。どうすれば喫煙者、非喫煙者ともにイライラしないで済むのか。