電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

若者と同居

大学合格を果たした若者としばらく同居することになりました。在学中の4年間ずっとではなく、1人暮らし用の部屋を見つけるまでの数か月間です。もちろん、ウホッ!なことはありません。

私は実家から大学に通っていて、それが当たり前だと思っていたのですが、落ち着いて考えるとものすごく恵まれたことですし、地方からの進学は本当に大変なことだと思います。

進学先が決まるのは2月中旬から3月上旬、大学生活が始まるのは4月からで、1か月弱で住まいを決めなければならないのはかなり大変です。しかも、物件数が激減するこの時期に、です。

時間をかけないと…

家賃はもちろん、立地や周辺環境、建物や部屋の作り、隣人や近所の人たち…などチェックすることは山ほどありますし、しばらく通うなり住むなりしてみないと分からないこともあります。

女の子であればセキュリティ面も重視しなければなりません。それは建物自体のことだけでなく、最寄り駅からの距離や途中の明るさ、人通りの有無などであり、それは時間をかけないと分かりません。

しかし、そんな時間はなく、せいぜい1~2日ぐらいでしょうか。目ぼしい物件はネットで探せますが、1日で見られるには限界がありますし、両親も同行するはずですから即決しないといけないでしょう。

住まいはとても重要です。それなのにそんな大切なことを即決しないといけないとは、実はものすごいことなのではないかと。一昔前はネットで物件を探すことすらできなかったわけですし。

3月は色々高い

若者は数か月間、私のマンションから通って物件を探します。3月は色々と値段が高くなりますし、6月や7月といった落ち着いたころに本格的に引っ越せば失敗しないはずです。

親元を離れての初めての1人暮らし、しかも都会ということで、従姉妹も心配していましたが、しばらく私と住むということで安心したようです。若者よ、私がいて良かったな。

しかし、親の心子知らずとはよく言ったもので、奴は「おじさんのマンションに住めば毎日、ラーメン二郎関内店に通えるね!」と言ってきました。お前はラーメンしか頭にないのか。

政経を蹴って国大を選んだのは信念に基づいていると思っていましたが、まさかラーメンじゃなかろうか。いや、ラーメンなら都内のほうが充実しているから、そうではないと思いたい金曜日です。

◆ラーメン食いてぇ…と思いながらつぶやいています → ずずず (@wakabkx) | Twitter