電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

悲しんでくれる人々

「もー、悲しみしかないよー」― 今週は連日、入れ替わり立ち替わりで同僚とお昼ごはんを食べに行っています。送別会はすべてお断りしたため、せめてお昼ごはんに誘われるわけです。

きょうは数々の修羅場を経験し、最も一緒に仕事をしたと思える2人の営業とお昼ごはんを食べながら色々と話しました。私が大失敗をやらかしたときのことなどを思い出し、爆笑しました。

初めて一緒に仕事をしたとき、お互いの印象は最悪でした。私は相手に対して編集の苦労を知らずに無理難題を言うと思い、相手は私に対して営業の苦労を知らずに文句ばかり言うと思っていました。

それが気付けばすっかり意気投合し、お互いの仕事に対して信頼できるようになっていました。もし、彼女が結婚していなかったら土下座してでも付き合ってもらったと思います。

仲が良かった人はみんな既に辞めてしまいました。私の退職を悲しんでくれるのはいまの社内で数人しかいません。それでも悲しんでくれる人がいるのは嬉しくもあり、別れるのが悲しくもあり。

会社に対して文句を言うのは筋違い、逆恨みかもしれません。しかし、それでも「こんな状況にしやがって…」と言いたくなってしまうのです。