電車の中の恋人

酒とタバコと電気ベースと料理とキャリア…まあいろいろ

ちょっと分からないので…

「I'm not sure」

何度断ってもかかってくる迷惑な営業電話。相手も厳しいノルマなどがあって大変なのだろうと思いつつ、締め切りに追われているときにかかってくるとイライラします。

しかも外資系であるせいか、英語でかかってきます。外人がひたすら営業電話をかけてもおかしくありませんが、初めて受けたときは意外な印象を持ったものです。

先週から英語での営業電話がひんぱんにかかってくるようになりました。ずいぶん前に辞めた人事の名前を言い、退職したと伝えると、それでは新しい人事につないでほしいと言ってきます。

初めて受けた人が人事につないだところ営業電話だったことが分かり、「この電話はつながないでください」というメールが社内に流されました。

ただ敵もさるもので、弊社は社員1人ひとりに直通番号があり、最後の1桁や2桁が異なっているのですが、そこを変えてあちこちにかけてきます。

私にかかってきて切ったら次は隣の席、その次に後ろの席、その次に隣の島…と何度切っても電話が鳴ります。外資系に営業したいなら他にもいっぱいあるだろうに。

このテの営業電話には「I'm not sure」と答えてすぐに切ります。「ちょっと分からないので…」というニュアンスになっています。

「分かりません」を英語で伝えようとして、学校で習ったとおり「I don't know」と言ってしまうことがあるかもしれませんが、これは避けたほうがよいです。

「I don't know」と言うと「そんなこと知るか(自分で調べろ)」といったような、素っ気なく突き放すようなニュアンスになります。

営業電話に対してはむしろこのほうがよいのかもしれませんが、それでもビジネスの場では控えたくなるほど強い言い方になります。ケンカ腰と言ってもよいかもしれません。

「分かりません」はこのほか「I have no idea」と言うこともありますが、「見当もつかない」という大げさなニュアンスになるので、使いどころを選びます。

ちなみに街で外人に道を聞かれたときなどにも「I'm not sure」が使えるので、覚えておいて損はないかと思われます。私もまだまだ英語を勉強しなければ。